ごいた

ボードゲーム「ごいた/Goita」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Arclight社に帰属します”

邦題 ごいた
洋題 Goita
作者
国内取扱メーカー ・アークライト
・萬印堂
・グランペール
など
発売年 ・原作 1860
・日本語版 2017 (アークライト版)
定価 2160
プレイ人数 4
プレイ時間 30
対象年齢 10 以上
BGG プレイ感 1.75 / 5
BGG 評価 7.0 / 10
BGG 全体ランキング 4562 / 約13000
BGG ジャンルランキング
BGG カテゴリー ブラフ、カードゲーム
BGG メカニズム ハンドマネジメント、パートナーシップ
その他要素 チーム戦

※上記データは 2017/07 時点 最新BGGへ

 

 

石川県の能登の伝統ゲームです

Wikipedia

 

 

このような将棋の駒と同じ文字が描かれたカードがありますので、

 

 

 

 

 

各プレイヤーへ8枚ずつ配られます

このゲームは4人専用で且つ2対2のチーム戦となります

斜め向かいのプレイヤーがパートナーです

 

 

 

 

ゲーム終了するまで手番が巡り続けます

手番では、手札からカードを2枚出すか、ソフトパス するかです

 

 

 

 

 

手札を出し尽くしたプレイヤーのチームが勝利となります

これで1ゲーム分が終了し、得点計算を行います

何ゲームか続け、先に規定点数に達したチームが勝者となります

得点計算は、手札を出し切った時のその最後のカードによって得点が変わります

王や飛や角などは得点が高く、し(歩)などは得点が低いです

もし、その最後の手番で出した2枚が同じ種類であれば、得点が2倍になります

 

 

 

カードの出し方

手番でカード2枚を出す時は、自分の目の前にこのように縦になるように並べます

 

 

 

 

1枚ずつ、まずは上に出し、

 

 

 

 

 

続いて2枚目は下に出します

下に出すカードは「攻め」カードでして、攻撃として使うカード、

上のカードは「受け」カードでして、攻撃を受け止める時のカードです

受けと攻めについては、今から例を出しながら説明していきます

 

まず スタピ は、まだ誰からも攻めカードを出されてないので、受ける攻撃がありませんこの場合は、1枚目の受けは伏せて出します

何を出してもOKです

伏せて出すカードは、何の意味も持たないカードですので基本的には弱いカードを処分します

 

続いて2枚目の攻めですが、基本的には攻めはどんなカードを出してもOKです

では金を出したとしましょう

手番終了です

 

 

※ごいたでは、手番は反時計回りです

次のプレイヤー(うさぎさん)は、カードを2枚出すかソフトパスするかで、カードを出す事にしました

1枚目の受けは、直近で出された攻めカードと同じ種類でないと受けられません

ですので金の攻めに対して、金で受けました

 

続いて2枚目の攻めには、銀を出したとしましょう

 

 

 

 

 

次のプレイヤー(クマさん)はカード2枚を出す為には、まずは受ける為の銀が必要なのですが持っていなかったのでパスします

もし持っていたとしてもパスはOKです

「全身を使ったパスアピールは分かったから早く座りなさい」

 

続いてかばさんの手番ですが、カードを出すにはやはりまずは銀で受けなければなりません

それがたとえ味方同士であってもです

受ければ手札を減らせますが、チームのどちらかが上がればいい訳なので、味方の攻撃を敢えて受け止める事もないです

味方の攻めには受けないのが基本的に有効です

ですのでパスしたとします

「パスアピールは分かったから座りなさい」

 

続いて私は銀で受け、

 

 

 

 

 

角で攻めたとします

 

 

 

 

 

他プレイヤー3人は誰も角を受けず、パスしたとします

(敵が誰も受けなかったという事は、パートナーが持っている可能性大)

「・・・」

 

 

この場合には、攻めが無くなったものとして扱われ、1枚目を何のカードでもいいので伏せて出します

 

 

 

 

2枚目は通常通り攻めに使うカードを出します

 

という具合にゲームを進め、手札を失くしたプレイヤーのチームが勝ちます

 

 

 

 

王のカードは少し特殊なのですが割愛

ルールはこんなところでしょうか

 

受けるかどうかで他プレイヤー(パートナー含め)の手札がある程度分かってくるので、それを考えつつパートナーと以心伝心して勝利をもぎ取るのが非常に楽しいチーム戦カードゲームです