ラミィキューブ

ボードゲーム「ラミィキューブ/Rummikub」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Ephraim Hertzano氏、Hertzano Ltd.社、増田屋コーポレーション社に帰属します”

邦題 ラミィキューブ
洋題 Rummikub
作者 Ephraim Hertzano
作者の他作品 国内流通は無し
国内取扱メーカー 増田屋コーポレーション
発売年 ・原作 1977
・日本語版 初版は不明だが現在も重版している
定価 3888
プレイ人数 2 – 4
BGG ベスト人数 4 (推奨: 2 – 4 )
プレイ時間 20
対象年齢 7 以上
BGG 重さ具合
(高い程重量級)
1.78 / 5
BGG 評価 6.3 / 10
BGG 全体ランキング 11479 / 約13000
BGG ジャンルランキング ・ファミリーゲーム: 483. / 約1500
BGG カテゴリー カードゲーム、数字
BGG メカニズム セットコレクション、タイルプレイスメント
その他要素 ラミィ☆スマイル

※上記データは 2017/01 時点 最新BGGへ

 

 

ドイツゲームではなく、麻雀やチェスなどの伝統ゲーム・古典ゲームに近いです

 

1977年にアメリカで発売され、その年にアメリカで最も売れたゲームです

ただ、元は1930年初めにヨーロッパで発明され、後にイスラエルで一般販売されたものがアメリカへ渡ったのです

 

今もなお生産され続けているロングセラーパズルゲームで、世界選手権も開催されているほどです

かといってルールが複雑ということはないので、身構えず見ていって下さい

 

ラミーキューブ: Wikipedia

ラミー: Wikipedia

 

 

このようなプラスチック製のタイルのみを使います

タイルは、数字が1〜13、色は4色で赤・黄・青・黒

数字も色も全く同じタイルは各2枚ずつあります

ですので104枚

 

あと特殊タイルとしてジョーカーが2枚あります

色が2色ありますが、効果の違いは全くありません

ジョーカーはワイルド効果です

どんな数字、どんな色としても扱えます

・・・・・・それにしても不気味な顔です

ラミィさんとでも名付けましょうか

ラミィ☆スマイル

 

 

さて、

各プレイヤーはこのようなタイル用ラックを1個ずつ受け取ります

 

 

 

 

 

因みに背中側の支えがかなり脆そうなので、扱いに注意です

 

 

 

 

 

タイルを ウォッシュシャッフル し、

 

 

 

 

 

各自14枚ずつ受け取ります

残りのタイルは山札となります

 

 

 

 

以上で準備完了、ゲームスタートです

 

ゲームの目的は、手持ちのタイルを無くすことです

 

ゲーム終了するまで手番が巡り続けます

手番では、次の2つの内のいづれかを実行して手番終了です

選択肢1: 山札から1枚獲得する

 

 

 

 

 

 

選択肢2: 手持ちタイルを1枚以上出して、場に役を作る

役と聞くと、麻雀のような沢山の役を思い浮かべるかもしれませんが、安心して下さい

たったの2つです

役その1: ラン

同じ色、数字の連番、タイル3枚以上、を全て満たしたものです

 

 

 

 

役その2: グループ

違う色、同じ数字、タイル3枚以上、を全て満たしたものです

 

 

 

 

手持ちタイルから1枚以上出して、

 

 

 

 

 

上記の役を場に作ります

 

 

 

 

 

1手番でいくつでも役を作ってよいので、このように一気に出してもOKです

 

 

 

 

 

ゲームが進むと、このように場に役が沢山できてきます
(写真では2人の手が場にいってますが、手番制なのでこれはありえません)

ここからがラミーキューブのキモなののですが、場に出されている役(←誰が出したものであっても)を利用して、その役を更に拡大したり、分割して新たな役を作ってもよいのです

それらは1手番内で気の済むまでこねくり回してOKです

実例を見た方が分かり易いでしょう

 

手持ちが、3、8
場が、4,5,6と、,8,

3,8プレイ して、
3,4,5,6と、,8,
に出来ます

 

 

 

手持ちが、3,5,6
場が、,4,

3,5,6をプレイして、
3,4,5,6と、4,
に出来ます

 

 

 

手持ちが、11,8,
場が、8,9,10

11,9,をプレイして、
9,10、11と、,8,
に出来ます

 

 

 

手持ちが、
場が、4,5,6,7,8

をプレイして、
4,5,6と、6,7,8
に出来ます

 

 

 

手持ちが、
場が、1,2,3,4と、,1,

をプレイして、
1,と、と、2,3,4
に出来ます

 

 

 

手持ちが、10,
場が、5,6,7と、5,6,7と、
5,6,7,8,9

10、をプレイして、
,5と、,6と、
,7と、8,9,10
に出来ます

 

 

 

注意点としては、手持ちタイルから役を出す必要はなく、あくまでも手持ちタイルからは1枚以上出し、場で役を作れば良いことと、

写真の「青13」のような、役になっていないものを場に残したまま手番を終える事は出来ないことでしょうか

 

 

 

 

 

 

手番を続けていき、手持ちタイルを出し尽くしたプレイヤーが勝者となってゲーム終了です

その際、残りのプレイヤーの勝敗は、残った手持ちタイルの数字の合計値が低い方が勝ちです

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

 

長考誘発のゲームなので、大体の制限時間を決めておいた方がよいと思います

因みに日本公式ルールでは1手番1分で、ラミィタイマーというものがあるそうです

 

ラミィタイマーはラミィさんの顔が秒針のように回転していく不気味なものだと想像してましたが、実際はラミィさんはボタン役になっていて、想像と大して変わりませんでした

ラミィタイマー: Google画像検索

ボタン役のラミィさんは刻印にインクが流し込まれていないので大人しいものですが、皆さん想像してみて下さい

使い込まれる程に手垢により浮き彫りになってくるラミィ☆スマイルを

 

 

 

  • 80年間も遊ばれ続けているゲーム
    世界大会も開催されているほど
  • パズルが好きな方へ
  • ルールは難しくなく、役もたったの2つ
  • それでいて戦略性が高い
  • 運要素と戦略性が程よく、また時間もそこまで掛からないので、何度でも遊べる
    好きな人はとことんハマり、夜通し遊んだり、数字の印字が擦り切れる程に遊ぶそうです
    それだけのヘビロテポテンシャルを持っているゲームも凄いです
  • ボードゲーム界の価格帯からすると、値段が安い