ボードゲーム(カードゲーム)「いかさまゴキブリ/Mogel Motte」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Drei Magier Spiele社、Emely Brand氏、Lukas Brand氏に帰属します”
邦題 | いかさまゴキブリ |
原題 | Mogel Motte |
作者 | ・Emely Brand (エメリー・ブラント) ・Lukas Brand (ルーカス・ブラント) |
作者の別作品 | – |
国内取扱メーカー | すごろくや |
発売年 | 2011 |
定価 | 1800 |
プレイ人数 | 3 – 5 |
BGGベスト人数 | 5 (推奨: 4 – 5 ) |
プレイ時間 | 15 – 25 |
対象年齢 | 7以上 |
BGG重さ具合 (高い程重量級) |
1.16 / 5 |
BGG評価 | 6.5 / 10 |
BGG全体ランキング | 1725 / 約13000 |
BGGジャンルランキング | パーティーゲーム: 102 / 約420 |
BGGカテゴリー | アクション/器用さ、カードゲーム |
BGGメカニズム | ハンドマネジメント |
その他要素 | 今回の主役は別のG、監視能力、反射神経、「このイカサマ野郎!!」は褒め言葉、他人「カード落としましたよ」 |
※上記データは 2016/12 時点 最新BGGへ
TV番組「アメトーーク」でも紹介されたゲームです
「ごきぶりポーカー」「ごきぶりサラダ」などのゴキブリシリーズの一つです
タイトルにあるように、正真正銘のいかさまを行うとんでもルールなボドゲです
イカサマありきのウノっぽいゲームです
このようなカードだけを使うのですが、
全員手札として8枚持ち、残りのカードは山札となっており、その山札から1枚めくられて場札となります
この状態でゲームスタートです
ゲームの流れについて
ゲーム終了するまで手番が巡り続けます
手番では、手札から1枚取って場札の上に出します
カードには数字が書かれていますので、
場札の一番上のカードの数字のプラスマイナス1のカードしか出す事は出来ません
(同じ数字は駄目です)
もし出せないのなら、山札から1枚取って手札に加えます
これで手番終了 次のプレイヤーへ
という具合に続け、いづれかのプレイヤーの手札が無くなったらそのプレイヤーが勝者として1回分のゲームが終了となります
何ゲームか遊び、勝利点 が一番多いプレイヤーが汚いイカサマ野郎勝者です
勝利点は減算形式でして、手札を無くせたプレイヤーは勝利点0点、他のプレイヤーは残った手札の数字の合計値分がマイナス点です
ただし、
今回の主役であるこの蛾のカードは特別で、(カードの数字に関係なく)一枚につきマイナス10点です
いの一番に出したいカードですが、このカードは基本的には場札に出す事が出来ません
いかさまをして捨てていくしかないのです
ななななんだってー
さて、ではいかさまのやり方なのですが、もうほとんど何でもアリです
いかさまの基本としては、
「テーブル下にカードを落とす」
こそー
「伸びをしつつカードを落とす」
「後ろ頭をかきつつカードを落とす」
「大ーーきく振りかぶってカードを出し、その振りかぶった時に後ろにカードを落とす」
(いや本当にいたんですよ、私の友人で)
「場札の数字のプラスマイナス1ではないカードをさり気なく出す」
(いかさまの一種なので多分このルールは大丈夫だと思います)
「カードを出す時に複数枚重ねて出す」
(これもいかさまの一種なので大丈b(略))
「カードを食べる」
お、ピザ味か
(これもいかさまのいs(略))
嘘です、食べられません
「カードを鳩に変える」
ぽっぽー
ゲーム後は元に戻してあげましょう
普通いかさまは他のプレイヤー全員にバレてはいけませんが、このゲームでは監視役となったプレイヤーにバレなければOKとなります
監視役(1人です)は、ゲーム開始前にこのようなキリギリスのカードを受け取り、自分の目の前に表向きで置いておき、監視役であることの目印とします
監視役のプレイヤーは他人のいかさま行為に目を光らせ、現行犯で見つけられればそれを指摘します
「このイカサマ野郎!! てめぇの汚ぇケツの下にあるものを出してみろ!」
指摘されたプレイヤーは今イカサマをしていたのかを正直に白状し、今しがたイカサマしたカードを手札に戻し、そのプレイヤーが今度は監視役となり、ゲームを続けます
監視役のプレイヤー自身は、いかさまをする事は出来ません
その代わりに、蛾カードを場札に普通に出す事が出来ます
最後に、カードの特殊効果について
カードを場札に出した時に、特殊効果が発生するカードがあります
「アリ」
出したプレイヤー以外のプレイヤーは、山札から1枚取る
「クモ」
出したプレイヤーは、自分の手札から1枚をいづれかの他のプレイヤーにプレゼントする
(蛾カードは駄目)
「蚊」
出したプレイヤー以外は、素早く場札を叩く
一番遅かったプレイヤーは、皆から1枚押し付けられる
(やはり蛾カードは駄目)
出ました「G」
出したプレイヤー以外で、先着1名に限り、そのGのカードと同じ数字のカードを1枚出せる
かさかさーとね
以上の特殊効果を行っている最中は、いかさまチャンスなのは言うまでもありません
ゲームが終わった時にテーブル下にカードが大量に捨てられている様は、異様です
ゲーム中も、カードがぽとぽと落ちているのを観戦していると楽しいです
このゲームを知らない人に見られてしまうと、ほぼ確実に「カード落としましたよ」と優しいお言葉を掛けられます
えぇ、勿論私も初見の時は声を掛けてしまいましたとも
ルールはこんなところでしょうか
- いかさま行為公認
あなたもスリルに満ちた体験を - 馴染みのあるウノっぽい簡単ルール
- 小箱で短時間で終わり、パーティーゲームとして
- アメトーークで紹介されて知名度がアップし、布教する時に話題に出しやすいかも