お邪魔者

ボードゲーム(カードゲーム)「お邪魔者/Saboteur」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Fréderic Moyersoen氏、Möbius Games社、SUGOROKUYA社に帰属します”

邦題 お邪魔者
洋題 Saboteur
作者 Fréderic Moyersoen (フレデリック・モイヤーセン)
作者の作品 ・ロビン (2014)
・お邪魔者3 (2014)
・お邪魔者2 (2011)
・バッカスの宴 (2008)
・お邪魔者 (2004)
など
国内取扱メーカー メビウスゲームズ
発売年 ・原作 2004
・日本語版 ?
定価 1500
プレイ人数 3 – 10
BGG ベスト人数 7 – 8 (推奨: 5 – 10 )
プレイ時間 30
対象年齢 8 以上
BGG 重さ具合
(高い程重量級)
1.33 / 5
BGG 評価 6.6 / 10
BGG 全体ランキング 775 / 約13000
BGG ジャンルランキング ・ファミリーゲーム: 202 / 約1500
・パーティーゲーム: 71 / 約420
BGG カテゴリー ブラフ、カードゲーム、探検、パーティーゲーム
BGG メカニズム ハンドマネジメント、パートナーシップ、ルート構築、Take That
その他要素 正体隠匿、水道管ゲーム

※上記データは 2017/02 時点 最新BGGへ

 

 

プレイヤーは金鉱掘りとなって、皆で一致団結して金塊を見つけるのが目的の協力ゲームです

が、もしかするとメンバーの中に掘るのを邪魔してくる”お邪魔者”プレイヤーが紛れ込んでいるかもしれません

ですので非完全協力ゲームです

誰が”お邪魔者”なのかが分からない状況の中で、疑心暗鬼になりながらも金塊を見事発見するできることが出来るでしょうか、

といったゲームです

 

 

 

このような役割カードがありまして、左が金鉱掘り、右の上部に赤い文字が書かれている方がお邪魔者です

金鉱彫りは金塊を見つけるのが目標、

お邪魔者はそれを邪魔するのが目標です

 

 

この役割カードはゲーム開始前に各プレイヤーに1枚ずつ伏せて配り、

 

 

 

 

 

各自中身を確認します

ちらっ

さぁ、仕事だ。行くぞ――

ゲーム中はこのカードはずっと伏せたままになっていて、終了した後に全員がめくって公開となります

お邪魔者が何人いるのかは、プレイ人数によって変わってきます

0人の場合もあります

 

 

では次に坑道について

これがゲーム開始時の盤面でして、左にあるカードがスタート地点です

右の伏せられているカード3枚がゴールです

右へ右へと掘り進んでいく訳です

因みに、右と左とのカードの間は、カード7枚分空けるのですが、

 

説明書の上部にはその間隔を測る為の目盛りが描かれているので、このように広げて測ればミリ単位で合わせられます

よく考えられてますね

 

 

 

このような坑道カードがありまして、

 

 

 

 

 

各自手札として持っています

残りは山札になっています

 

 

 

 

水道管ゲームのような感じで、スタート地点から坑道が続くように皆協力してカードを出していきます

 

 

 

 

描かれている道がゴールカードに繋がれば、

 

 

 

 

 

そのゴールカードがめくられます

 

 

 

 

 

実はゴールカードの内の2枚は金塊ではなく、投げやすい石」だったり、「投げにくい石」だったり、

・・・・・・嘘つきました、ただの石です

 

 

 

石だった場合は、めげずに引き続き残りのゴールカード目指して掘り進みます

ただ、坑道カードはそこまで枚数に余裕がないので、悠長にもしていられません

そこで、

 

ゲーム中にこのような地図カードというものを手札から出すことで、

 

 

 

 

 

ゴールカード1枚を自分だけが見ることが出来ます

ちらっ

中身が何だったのかは、皆に嘘を教えてもいいし、ノーコメントでも良いです

 

 

 

 

それではゲームの流れについて

ゲーム終了するまで手番が何周も巡ってきます

手番では、次の2つの アクション のいずれか1つを実行します

アクション1: 手札から1枚プレイする

坑道カードの場合は、スタート地点から坑道が続くように配置します

 

 

 

 

 

地図カードの場合は、先に説明した効果を解決し、捨て札にします

 

 

 

 

 

これは道具破壊カードです

プレイヤーたちが坑道を掘るには、近郊彫りにとって三種の神器であるツルハシ、ランタン、トロッコの3つ全てが必要で、目には見えませんが最初からこの3つは全員持っているという設定です

 

 

で、この破壊カードは、他のプレイヤーの目の前に出して、そこに残り続けます

するとその道具は壊されていることになり、そのプレイヤーは以降の手番で坑道カードは出せなくなります

 

 

これは道具修復カードです

先程の破壊カードを除去してくれます

 

 

 

 

このカードは、自分も含めていづれかのプレイヤーの目の前に出すことが出来ます

味方(と思われる人)を助けてあげましょう

 

 

 

これは崩落カードです

 

 

 

 

 

既に場に出ている坑道カード1枚を捨て札にします

 

 

 

 

 

 

アクション2:手札から1枚捨て札にする

手札から1枚選び、伏せたまま捨て札にします

 

 

 

 

 

 

上記2つのアクションのいずれかを実行した後は、山札からカード1枚を手札へ補充します

以上で手番終了です

手番を繰り返し、金塊を見つけるか、山札が切れるかするとゲーム終了です

見事金塊が見つけられれば、金鉱堀プレイヤー全員の勝利です

もし見つけられずに山札が切れた場合は、お邪魔者プレイヤー全員の勝利です

報酬は、このような金塊が1〜3個描かれた金塊カードを勝利者で山分けします

 

 

 

 

 

以上が1ラウンド分でして、これを規定ラウンド数分繰り返し、最終的に金塊カードの金塊数がより多いプレイヤーの勝者です

 

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

 

 

  • あの人はお邪魔者なのか金鉱掘りなのか、疑心暗鬼になりながらも協力して金鉱を掘り当てなければならない、ブラフ 要素のある楽しい非完全協力ゲーム
  • 行き止まりの坑道カードを捨てているのに、そればっかりしていると疑われたり
  • 正体隠匿ゲームとして長年販売されている名作の1つ
    一度は必ず遊んだ方がよいです
  • ルールも簡単な軽いパーティーゲームなので、初心者やファミリーでも楽しめる
  • 脅威の10人まで対応