ごきぶりポーカーロイヤル

ボードゲーム(カードゲーム)「ごきぶりポーカーロイヤル/Kakerlakenpoker Royal」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Jacques Zeimet氏に帰属します”

邦題 ・ごきぶりポーカーロイヤル
・ごきぶりキング
(・原作: ごきぶりポーカー)
原題 ・(独) Kakerlakenpoker Royal
(・原作(独): Kakerlakenpoker)
(・原作(米): Cockroach Poker)
作者 Jacques Zeimet (ジャック・ゼメ)
作者の別作品 ・スカイタンゴ (2012)
・おばけキャッチ (2010)
・「ごきぶりサラダ」などのごきぶりシリーズ
・ハムスターロール (2000)
・バンボレオ (1996)
など
国内取扱メーカー メビウスゲームズ
発売年 ・2012
(・原作 2004)
定価 ・1800
(・原作 1800)
プレイ人数 2 – 6
BGGベスト人数 4 – 5 (推奨: 3 – 6 )
プレイ時間 20
対象年齢 8以上
BGG重さ具合
(高い程重量級)
・1.19 / 5
(・原作 1.13 / 5)
BGG評価 ・6.5 / 10
(・原作 6.7 / 10)
BGG全体ランキング ・1249 / 約13000
(・原作 1885 / 約13000)
BGGジャンルランキング ・パーティーゲーム: 81 / 約420
・ファミリーゲーム: 498 / 約1500
(・原作 パーティーゲーム: 89 / 約420)
BGGカテゴリー ブラフ、カードゲーム、パーティーゲーム
BGGメカニズム ハンドマネジメント、セットコレクション
その他要素 G

※上記データは 2016/12 時点 最新BGGへ

 

 

原作のごきぶりポーカーが、ボードゲームをテーマにした漫画放課後さいころ倶楽部】1巻にて紹介されたゲームでもあります

 

 

原作のごきぶりポーカー(以降”通常版”と呼称)との違いも交えながら紹介していきます

 

 

このようなカードのみを使います

カードには、Gを筆頭に多くの人が嫌いであろう生き物が描かれています

 

 

 

 

ランダムでカード7枚を抜いてそれを山札とし、1枚目だけをめくっておきます

(通常版では山札は作りません)

 

 

 

残りのカードは全員に配り切り、それを手札とします

 

 

 

 

 

これで準備完了です

 

 

ゲーム中、カードを獲得することがあるのですが、できるだけ獲得しないようにするのが目標です

獲得してしまったカードは、手札にするのではなくて、ご覧の通り自分の目の前に表向きで並べます

種類毎に並べ、且つ、同じ種類のものは何枚あるのか分かるように少しずらして重ねます

 

 

1つの種類を4枚以上獲得してしまったら、そのプレイヤーの負けとなってゲーム終了です

(ヴァリアントルールで、「全種類を各1枚以上獲得してしまっても負け」、というものもあります)

 

 

 

 

次にカードについて

カードの生き物は全7種類で、写真の左から、コウモリ、サソリ、カエル、カメムシ、ハエ、ネズミ、Gです

(通常版は全8種類)

 

 

 

各種類には、1枚だけ王冠を被ったロイヤルカードがあります

(通常版は無し)

 

 

 

 

また、生き物7種類以外にも、ワイルドの扱いとなる特殊なカードが2枚あります(後述)

(これも通常版には無し)

 

 

 

因みに、同じ種類の生き物であっても、絵柄が全て異なっています

やるねェ

 

 

 

 

 

 

ではゲームの流れについてだねェ

ゲームは手番制ですが、順番は時計回りではありませんねェ

手番では、手札から1枚を選び取り、いずれかの他プレイヤーの目の前に伏せて出しますねェ

と同時に、7種類の何れかの生き物を宣言しますねェ

(生き物以外にも「ロイヤル」の宣言も出来るのですが、その説明は後程だねェ)

この時の宣言は、伏せて出したカードの生き物じゃなくてもいいんだねェ

ブラフをかけても良いんだねェ

 

次に、差し出された側のプレイヤーは(=受け手)、次の2つの選択肢のいづれかを実行しますねェ

選択肢1: カードの中身を見破るねェ

カードの中身が宣言された生き物なのかどうかを、肯定又は否定しますねェ

「カエルだねェ」とか「カエルじゃないねェ」とかねェ

嘘だッ!!!カエルな訳がない!」

 

そしてめくってみます

ペラっ

 

 

 

 

見事見破れたら、そのカードは送り手側が獲得する事になります

もし見破れなかったら、受け手側が獲得します

カードを受け取った側が次の手番プレイヤーとなり、ゲームを続けます

 

 

選択肢2: 自分が送り手側になる

カードの中身が予想できない場合や、別のプレイヤーにカードを獲得させたい場合などに、この選択肢を選びます

(肯定、否定の宣言はせずに)自分だけが差し出されたカードの中身を覗き見ます

ちらっ

 

 

 

続いて、そのカードを伏せたまま、別のプレイヤー(まだ中身を知らないプレイヤー)の目の前に出し、7種類の何れかの生き物を宣言します

この宣言では、前の送り手が宣言した生き物じゃなくても良いです

 

 

次に、受け手側は上記の選択肢1か2を実行する・・・という具合に続けていきます

 

ルールの基本的な部分は以上です

 

 

 

あとはロイヤルカードと、特殊カードについてです

「ロイヤルカード」

カードを伏せて出した時に「ロイヤル」などと宣言することが出来ます

生き物を宣言しなくてOK

(また、ブラフを効かせても良いので、勿論カードの中身は何でも良い

 

受け手側は、通常通り2つの選択肢から何れか1つを実行します

(見破ることにした場合は、「ロイヤルです」とか「ロイヤルじゃないです」などと言います(=生き物を言わなくてOK))

 

ロイヤルカードを獲得することになった場合、そのカードに加えて、山札のめくられている1枚も獲得する事になります

 

 

 

 

 

「特殊カード」

先にも軽く述べましたが、ワイルドの扱いになります

左が、全ての生き物に該当する(ロイヤルを除く)カードなので、受け手側は肯定すれば見破り成功となる(ロイヤルを除く)

右が、どんな生き物にも該当しないカードなので、受け手側は否定すれば見破り成功となる

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

 

 

  • 通常版の方は、日本での ブラフ ゲームの代表作の1つ
  • ウソをつくドキドキ感
  • 短時間で終わり、読み合い・駆け引きを気軽に楽しめる
  • ルールも簡単でビギナーでも楽しめる
  • 通常版とほとんど同じルールで遊べるのでお得感がある
  • 小箱で安い
  • 通常版の方は、ドイツ年間ゲーム大賞 (2004)の準候補に挙がった