ふたつの街の物語

ボードゲーム「ふたつの街の物語/Between Two Cities」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当ページは、Matthew O’Malley氏、Morten Monrad Pedersen氏、Ben Rosset氏、Stonemaier Games社、Arclight社、が権利を所有する著作物を利用しております。
© Matthew O’Malley, © Morten Monrad Pedersen, © Ben Rosset, © Stonemaier Games, © Arclight

邦題 ふたつの街の物語
洋題 Between Two Cities
作者 ・Matthew O’Malley
・Morten Monrad Pedersen
・Ben Rosset
作者の作品 【Matthew O’Malley】
・ふたつの街の物語(2015)(共作)
など
【Morten Monrad Pedersen】
・ヴィティカルチャー エッセンシャルエディション(2015・共作)
・ふたつの街の物語(2015)(共作)
など
【Ben Rosset】
・ふたつの街の物語(2015)(共作)
など
国内取扱メーカー アークライト
発売年 ・原作 2015
・日本語版 2016
定価 4104
プレイ人数 1 – 7
BGG ベスト人数 5 – 6
プレイ時間 25分
対象年齢 8 以上
BGG プレイ感 1.81 / 5
BGG 評価 7.1 / 10
BGG 全体ランキング 501 / 約13000
BGG ジャンルランキング ファミリー: 100 / 約1500
BGG カテゴリー 街建築、交渉
BGG メカニズム ドラフト、協力、セットコレクション、タイルプレイスメント
エラッタなど 公式サイトへ

※上記データは 2018/11 時点 BGGへ

 

 

様々な建物が描かれたタイルがありまして、

 

 

 

 

 

その建物タイルを このようにプレイヤー間に並べていって、

 

 

 

 

 

最終的に4 ✕ 4の街を(プレイヤー間に)作る事になります

建物タイルを配置していく時には、街を挟んでいる両プレイヤーが協力して相談しながら作り上げていきます

 

 

 

ですので、自分から見て すぐ左の街と すぐ右の街の2つが 自分の街という事になります

タイトル通りですね

建物タイルには商店や工場などの種類があり、その並べ方によって その街が得られる評価点(ゲームの勝敗を決める為の点数)が異なってくるのですが、ゲーム終了時には 自分の2つの街の内の、評価点がより低い方の点数が、自分の評価点となります

つまり、片方だけサボったりせず、きちんと両方の街を頑張って作らないと勝てない訳です

サボり、いくない! 絶対!

 

 

 

 

ゲームの流れ

序盤・中盤・終盤とに分かれていますが、中盤・終盤は 序盤とほぼ同じ事を行います

各プレイヤーへ建物タイルが何枚か配られますので、それを手札とします

 

 

 

 

 

普通に ドラフト をします

2枚選び取って手元へ伏せ、残りのタイルを左プレイヤーの近くへ伏せて置きます

この選び取る時には 相談してはいけません

 

 

せーのっで 選び取ったタイルを公開し、

 

 

 

 

 

各自、両隣のプレイヤーと相談し、ドラフトで選び取った2枚の内、どちらを右の街へ、どちらを左の街へ配置するかを決めます

 

 

 

 

タイル配置が終わったら 再度ドラフトを行います

という具合で繰り返していき、プレイヤー間の街を充実させていきます

 

 

 

 

ドラフトするタイルが無くなったら序盤終了

再度各プレイヤーへ建物タイルが何枚か配られ、中盤開始です

先述したように、序盤とほぼ同じ事を 中盤・終盤でも行います

 

最終的に各プレイヤー間に4 ✕ 4の街が出来上がります

各街の評価点を計算し、自分の2つの街の内の、評価点がより低い方の点数が自分の点数です

点数がより多いプレイヤーが勝者です

かんたんですね

 

 

 

建物タイルの種類

いくつか紹介しますと、

商店:

縦一直線・横一直線で繋がっている枚数が多い程に 評価点が高くなります

 

 

 

 

工場:

各街の工場タイルの枚数を比較し(マジョリティ)、枚数がより多い街にある工場は 工場1つ辺りの評価点が高くなります

 

 

 

酒場:

酒場は4種類あるのですが、種類数が多い程に評価点が高くなります

セットコレクション ですね

 

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

両隣りのプレイヤーと協力して1つの街を作り上げていくというシステムは面白く、「あ、そのタイルは僕たちの街の方へ置いてよー」「え、いやでも もう片方の街へ置いた方が点数高くなるからそっちへ置くよ」「えー、そんなー」「次いいタイルが手に入ったら置いてあげるから、今回は許して!ね!」(といいつつ、自分の勝利のために、次回も裏切ったり)みたいなやり取りも少なくありません

ルールも簡単で、家族でも楽しめます

BGGランキングも高いです

7人まで遊べ、しかも全員同時処理なので、大人数であっても ダウンタイム が少ない所もいいですね

世界の七不思議」のように使いやすいボドゲです