イムホテップ

ボードゲーム「イムホテップ/Imhotep」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Phil Walker-Harding氏、KOSMOS社、Arclight社に帰属します”

邦題 イムホテップ
洋題 Imhotep
作者 Phil Walker-Harding
作者の作品 Phil Walker-Harding
・イムホテップ (2016)
・カカオ (2015)
・スシゴー! (2013)
・ダンジョンレイダース (2011)
など
国内取扱メーカー アークライト
発売年 ・原作 2016
・日本語版 2017
定価 4536
プレイ人数 2 – 4
BGG ベスト人数 4 (推奨: 2 – 4 )
プレイ時間 40
対象年齢 10 以上
BGG プレイ感 2.03 / 5
BGG 評価 7.3 / 10
BGG 全体ランキング 348 / 約13000
BGG ジャンルランキング ・ファミリー: 44 / 約1500
BGG カテゴリー 古代
BGG メカニズム エリアコントロール、モジュラーボード、セットコレクション
その他要素

※上記データは 2017/07 時点 最新BGGへ

 

 

イムホテップとは、ピラミッドなどを設計した偉大な建築家とのことです

Wikipedia

イムホテップに負けない建造物を、皆で一緒に作っていこうよ、というゲームですが、協力ゲームという訳ではありません

 

 

ゲーム終了時に 勝利点 がより多いプレイヤーが勝者となります

作る建物は4種類あり、それぞれ勝利点を得られる方法やタイミングが違いますので、上手く見計らって建てていく事になります

このような建造物ボードがありまして、

 

 

 

 

 

場に並べられています

 

 

 

 

 

建物に使う石材を示すこのようなキューブが全4色分ありますので、各自1色分を受け持ちます

それにしてもこのキューブ、とてもデカイです

 

 

 

ゲーム中は各自このキューブを各建造物ボード上にどんどん置いていき、勝利点を得ていきます

先述したように、建造物によって勝利点を得られる方法やタイミングが異なります

 

 

例えば、神殿

ラウンドの終了時に、真上から見て見えるキューブ数1個につき1勝利点を得られます

写真では、灰2点、茶3点です。 黒は0点ですね

 

 

他には、埋葬室

ゲーム終了時に、真上から見て同色で縦横で繋がっているキューブ数が多い程に、より多くの勝利点が得られます

 

 

 

 

などなど

各建造物ボードはA面・B面があり、B面はより深いルールとなっていますので、長く遊べるかと思います

 

 

 

 

ゲームの流れ

全6ラウンド行ってゲーム終了です

1ラウンド分は、次の3つのフェイズを順に行ってラウンド終了となります

 

フェイズ1: ラウンドの準備

このような船が描かれたカードがありまして、

 

 

 

 

 

山札になっていますので、

 

 

 

 

 

1枚めくります

4つの船が描かれていまして、

 

 

 

 

このような船タイルが全部で8艇あるので、

 

 

 

 

 

船カードに描かれている船タイルを用意します

船タイルにはマスが描かれていますので、そのマス数分だけキューブを置けるようになっています

 

 

 

続いて、建造物ボードの内の1つに「市場」というボードがあり、

 

 

 

 

 

このような特殊効果のカードが、

 

 

 

 

 

4枚表向きで並べられます

因みにこのボード上では建物を建てる事はせず、並べられたカードを獲得できる場所となります

 

 

 

 

これで準備フェイズ終了

 

 

 

フェイズ2: 各プレイヤーの手番

このフェイズでは、各プレイヤーへ手番が何巡かまわります

ゲーム中は船タイルを建造物ボードへ接岸する事が出来るのですが、用意された4つの船を全て接岸させたらこのフェイズは終了となります

 

 

 

 

 

手番では、次の4つのアクションから1つを実行して手番終了です

アクション1: キューブを獲得する

このような手持ちキューブを置く為のカードがありまして、5マス描かれていますのでキューブを5個まで置く事が出来ます

 

 

 

 

個人 サプライ から3個までのキューブを取り、このカード上に置きます

 

 

 

 

 

 

 

 

アクション2: キューブを船に積む

手持ちキューブ1個を、任意の船の任意の空きマスに乗せます

この後で分かりますが、船首から何番目のマスに積み込むのかも重要になります

建造物ボードに既に接岸している出航済みの船へは積めません

 

 

 

 

アクション3: 船を出航させる

任意の船1艇を出航させ、任意の建造物ボード1つへ接岸させます

 

 

 

 

 

但し、船の船首部分には最低キューブ数が描かれていますので、その数分積載していないと出航できません

あと、1つの建造物ボードへ接岸できる船は1艇のみとなります

 

 

 

接岸させたら、船首側のキューブから順に、建造物ボードへ移していきます

キューブを移していく時は、各建造物によってきっちりと置くマスの順番が決められています

 

 

 

 

 

 

アクション4: 特殊効果カードを使う

「市場」の建造物ボードがあると先述しましたが、このボードに船が接岸した場合は、船首側にあるキューブの持ち主から順に、ボード上のカードを獲得していきます

カードによって、即時発動するものや、任意のタイミングで使えるもの、ゲーム終了時に追加の勝利点が得られるものなどがありますので、「任意のタイミングで使えるカード」を使うアクションとなります

 

アクションは以上の4つで、この内の1つを実行して手番終了となります

手番を続け、4艇の船タイルが建造物ボードへ全て接岸したらフェイズ終了です

 

 

 

フェイズ3: 後処理

ラウンド終了時に勝利点が得られるタイプの建造物の得点計算をしたり、次のラウンドの準備をしたりします

 

 

以上の3つのフェイズを行ったらラウンド終了します

全6ラウンドを行ってゲーム終了

勝利点がより多いプレイヤーが勝者となります

 

 

ルールはこんなところでしょうか

シンプルルールでインタラクションが強い作品ですね