エンパイアエンジン

ボードゲーム「エンパイアエンジン/Empire Engine」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Matthew Dunstan氏、Chris Marling氏、Alderac Entertainment Group (AEG)社、Arclight社に帰属します”

邦題 エンパイアエンジン
洋題 Empire Engine
作者 ・Matthew Dunstan
・Chris Marling
作者の作品 【Matthew Dunstan】
・エリジウム (2015・Brett J. Gilbert共作)
・エンパイアエンジン (2013・Chris Marling共作)
・レリックランナー (2013)
など【Chris Marling】
・エンパイアエンジン (2013・Matthew Dunstan共作)
など
国内取扱メーカー アークライト
発売年 ・原作 2013
・日本語版 2015
定価 1944
プレイ人数 2 – 4
BGG ベスト人数 4 (推奨: 2 – 4 )
プレイ時間 20
対象年齢 10以上
BGG 重さ具合
(高い程重量級)
1.64 / 5
BGG 評価 6.0 / 10
BGG 全体ランキング 3768 / 約13000
BGG ジャンルランキング
BGG カテゴリー ブラフ、カードゲーム、戦闘、Print & Play
BGG メカニズム 移動プログラム、同時アクション選択、プレイヤー別特殊能力
その他要素 グレートなエンジン
エラッタ アークライトへ

※上記データは 2017/01 時点 最新はBGGサイト

 

 

設定について

その昔、繁栄を謳歌したメカニスという世界があった

グレートなエンジンであることからグレートエンジンと呼ばれたそのエンジンが、世界の中心であった

しかし、傲慢な指導者により故障を引き起こし、世界は乱れた

今や4つの帝国に分かれ、グレートなエンジンを確保・修理してエンパイア(帝国)のエンジンにしようと、各帝国はしのぎを削っている

と言う事で、私達は各帝国の指導者となり、他の帝国を蹴散らしつつ資源を集めるのが目的です

 

これが資源です

左から、赤・兵士、黃・商品、青・発明品

 

 

 

 

自分の手元には、資源を確保しておくスペースが2箇所ありまして、

手元の左側が「待機エリア」で、ゲーム中に使用できる リソース 置き場です

 

 

 

右側が「得点エリア」で、ゲーム終了時に1個1点として 勝利点 になるリソース置き場です

勝利点はもう1つあり、得点エリアにあるリソースを、種類毎に分けて数え、各種類で最多のプレイヤーへは一種類につき3点を貰えます

 

 

ゲーム終了時に、勝利点がより多いプレイヤーがグレートエンジンを手に入れたグレートな勝者となります

「Great!」と言って讃えてあげしょう

 

 

 

ゲームの流れについて

計画 → 実行という流れの プロットになります

このようなエンジンカードが各プレイヤーの目の前に2枚並べられています

 

 

 

 

 

そして他にも、このような数字が書かれた2枚のギアカードというものを各プレイヤーは持っています

基本的には大きい数字の方を使います

 

 

 

ステップ1: 全員同時に、各ギアカードを各エンジンカードの下に伏せて並べる

各ギアカード上に、待機エリアのリソースを1個ずつ置くことも出来る(効果は後述)

 

 

 

ステップ2: 全員同時に、各ギアカードを表向ける

 

 

 

 

 

 

ステップ3: 全員同時に、各ギアカードの大きい数字の分だけ、各エンジンカードを時計回りに回転させる

数字1つ分につき90度です

ステップ1でギアカード上にリソースを置いていたのであればそれを捨て、ギアカードの小さい方の数字を適用させます

 

 

ステップ4: 生産系のアクションを全員同時に実行する

エンジンカードには、1枚につき4つのアクションアイコンが描かれていて、自分から見て上側の アクション が実行されます

このステップでは、生産系のアクションを選んでいるプレイヤーだけが実行します

 

 

生産系はこの3種類(上側のアイコン)で、左から、赤・軍備、黃・生産、青・発明です

赤と黄は、その色のリソースを獲得して待機エリアへ置かれますが、

青は、その色のリソースを得点エリアへ直接置きます

 

 

ステップ5: 攻撃か防御のアクションを全員実行する

(上側のアイコン)左から、攻撃、防御です

このステップでは、これらのアクションを選んでいるプレイヤーだけが実行します

 

 

 

攻撃は、左のエンジンカードの攻撃なら、左隣りのプレイヤーへ

右なら右隣のプレイヤーへ対して攻撃を仕掛けます

 

 

 

防御は、左右関係なく相手の攻撃を防ぎます

 

 

 

 

 

防御はノーコストなのですが、攻撃には待機エリアの赤キューブをコストとして支払います

攻撃が成功したなら、攻め手プレイヤーは受け手プレイヤーの待機エリアの リソース を奪い、自分の得点エリアに置きます

防御が成功したのなら、受け手プレイヤーは サプライ から リソース を獲得して得点エリアに置きます

 

 

ステップ6: 輸出か回収のアクションを全員実行する

(上側のアイコン)左から、輸出、回収です

このステップでは、これらのアクションを選んでいるプレイヤーだけが実行します

輸出は、自分の待機エリアの黄色キューブ全てを得点エリアへ移します

回収は、サプライから好きなリソースを獲得して得点エリアに置きます

 

 

以上で1ラウンド分が終了となります

これを規定回数分(プレイ人数によって異なる)のラウンドを行ってゲーム終了です

 

 

 

特段難しくはないです

ルールはこんなところでしょうか

 

 

 

幾つか面白そうな ヴァリアント ルールがあったのでそれも少しご紹介します

ヴァリアント1: チーム戦

4人専用で、二人一組のチームとなって遊びます

シンクロ効果がいくつかあります

  • 1チームの両者共に、青の生産系アクションを実行したならば、そのチームは1回分追加の青の生産アクションが実行できる
  • 1チームの両者共に、1人のプレイヤーを攻撃したならば、そのチームは1個分追加でリソースを奪える
    この同時攻撃の防ぎ方は、防ぐ側両者共に防御アクションをする必要がある
  • 防御アクションを、自分ではなくパートナーの方に適用させる事が出来る
    但しリソース1個を消費する
  • 1人が生産を行い、パートナーが輸出を同時に行ったのならば、生産を行ったプレイヤーは追加で輸出も行える

 

 

ヴァリアント2: 5人以上で遊ぶ

このボードゲームを別でもう1個追加する毎に、追加でもう4人まで遊べる

追加上限は無し

 

 

ヴァリアント3: プレイヤー別特殊能力

帝国によって特殊能力を持っていて、いづれかを担当して遊ぶ

 

 

こんなところでしょうか

特にチーム戦が面白そうです

 

 

 

  • アクションによっては リソース が必要なものも多いので、選択肢を広げる為にも、いかにリソースを切らさないように管理していくゲーム
  • チーム戦対応