ボードゲーム「カルタヘナ/Cartagena」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当ページは、Leo Colovini氏、Giochi Uniti社、Arclight社、が権利を所有する著作物を利用しております。
© Leo Colovini, © Giochi Uniti, © Arclight”
邦題 | カルタヘナ |
洋題 | Cartagena |
作者 | Leo Colovini |
作者の作品 | Leo Colovini ・ヴェネツィア2099 (2014) ・ゴールデンホーン (2013) ・クランス (2002) ・ババンク (2001・Bruno Faidutti共作) ・カール大帝 (2000) ・カルタヘナ (2000) ・ゆかいなふくろ (1998・Dario de Toffoli共作) ・インコグニト (1988・Alex Randolph共作) など |
国内取扱メーカー | (日本語版) アークライト |
発売年 | ・原作 2000 ・リメイク海外版 2017 ・リメイク日本語版 2017 |
定価 | 3456 |
プレイ人数 | 2 – 5 |
BGG ベスト人数 | 3 (推奨: 2 – 5 ) |
プレイ時間 | 30 – 45 |
対象年齢 | 8 以上 |
BGG プレイ感 | 1.61 / 5 |
BGG 評価 | 6.7 / 10 |
BGG 全体ランキング | 800 / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | ファミリー: 198 / 約1500 |
BGG カテゴリー | 海賊、レース |
BGG メカニズム | ハンドマネジメント、モジュラーボード |
その他要素 | – |
エラッタなど | 公式サイトへ |
※上記BGGデータは原作版のものであり、2017/10 時点 最新BGGへ
リメイク作でして、拡張版 のルール2つと、全く新しいルールも一緒に入っていて、長く楽しめるようになっています
基本版 のルールは説明書1ベージに収まる量でして、かんたんな 中量級 のレースゲームです
カルタヘナとは、コロンビアにある港町で、国内きっての観光地だそうです
Wikipediaより引用:
かつてスペイン人から「インディアスの真珠」と称えられたほど繁栄したカルタヘナには、スペイン植民都市時代の堅牢な要塞と美しい建造物群が多く残り、いまなお「コロンビアでもっとも美しい港街のひとつ」[4]とも言われている
この作品では、1672年に実際に起きた 海賊による要塞からの大脱走をテーマにしています
- カルタヘナ(正式名:カルタヘナ・デ・インディアス):Google画像検索、Wikipedia
- カルタヘナの要塞:Google画像検索
因みに、右を向いているペンギンに見えるのは私だけでしょうか
あぁ!これで皆さんもペンギンにしか見えなくなりましたね
そして繋がった通路タイルの両端に、スタート地点を示す地下牢タイルと、ゴール地点を示すボートタイルを繋げます
・・・おいおい地下牢に入り切らないじゃないか汗
ゲーム中は自分の全てのペンギン駒を、誰よりも早くゴールタイルまで到達させれば、そのプレイヤーが勝者となってゲーム終了です
・・・おいおいボート沈んじゃうじゃないか汗
写真では、青が全6個乗せているので青の勝ちです
ゲームの流れ
このようなオウムやフックや銃などが描かれたカードがありまして、
各プレイヤーは何枚か手札として持っていて、残りは山札となっています
因みにこの後分かりますが、手札の自動補充はありませんので、アクションを使って自分でうまく手札補充する必要があります
ゲーム終了するまで手番が巡り続けるのですが、手番では以下の2種類のアクションを3アクション分行なって手番終了となります
アクション1: カードをプレイしてペンギン駒を進める
どれだけ進めるかと言いますと、
カードのオウムや銃などの絵柄と、地下通路のアイコンとはリンクしていますので、今プレイした絵柄のマスまで一気に進められます
例えば、オウムをプレイしたのなら、選んだペンギン駒の先にある 次のオウムのマスまで進めます
この時、ペンギン駒(誰のペンギン駒でもいい)が既に置いてあるマス(アイコン)は無視します
つまり、通常よりも先の方へペンギンを進められるわけです
例えば、
青プレイヤーはフックのカードを出し、このペンギン駒を進めることにしました
移動前のマスから先にある1つ目のフックには赤・緑プレイヤーがいるので、このマスは無視して更に次のフックを探します
2つ目のフックにも既に自分の青ペンギンがあるのでここも無視します
3つ目のフックにはペンギンが一切無いので、一気にここまで進められるのです
もし、このままペンギンがいないフックが存在しないのであれば、ゴールタイルまで進められます
アクション2: 手札の補充
先述したように、手札の自動補充はありませんのでこのアクションを使って補充する必要があります
そのマスから後ろのマスの中で、誰かのペンギンが既にいる直近のマスまで後退させます
但し、1つのマスに3個以上のペンギンがいるマスは無視します
例えば、
直近の後ろのペンギンがいるマスは、青と赤と緑のペンギンがいるのでこのマスは無視され(3体いる為)、
その次のペンギンがいるマスとなると、黄と青がいるこのマスになりますので、ここまで後退させます
カードは何枚補充するかと言いますと、後退後のマスに既にいたペンギンの数分です
2匹いたのなら2枚ということです
以上の2種類のアクションから3アクション分を行って手番終了となります
手番を続け、ゴールタイルに自分のペンギンをいち早く乗せ切ったプレイヤーが勝者となってゲーム終了です
ルールはこんなところでしょうか
文章で書くと少々ややこしかったかもしれませんが、そこまで難しくはありません
ペンギン大脱走をテーマにしたパーティーゲーム寄りなレースゲームなので、誰でも楽しめるかと思います
この新版の方には拡張版のルールなども入っているので長く遊べます
その拡張などのルールを少し説明しますと、
- カードに特殊効果が備わったり、
- カード補充のアクション時には他人のペンギンを進ませることで補充が出来たり、
- レース場が分断されていてその部分は渡し船を利用してペンギンを渡らせていく必要があったり、
といったものとなります
それではこのへんで