コードネーム:ピクチャーズ

ボードゲーム「コードネーム:ピクチャーズ/Codenames: Pictures」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Vlaada Chvátil氏、Czech Games Edition社に帰属します”

邦題 コードネーム:ピクチャーズ
洋題 Codenames: Pictures
作者 Vlaada Chvátil(ヴラーダ・フヴァチル)
作者の作品 ・コードネーム:ピクチャーズ (2016)
・コードネーム (2015)
・スルージエイジズ:新たなる文明の物語 (新版・2015)
・タシュ=カラール:伝説の闘技場 (2013)
・ダンジョンペッツ (2011)
・メイジナイトボードゲーム (2011)
・ピクトマニア (2011)
・ダンジョンロード (2009)
・スペースアラート (2008)
・ギャラクシートラッカー (2007)
・スルージエイジズ:新たなる文明の物語 (旧版・2006)
など
国内取扱メーカー ホビージャパン
発売年 ・原作 2016
・日本語版 2016
定価 3240
プレイ人数 2 – 8
BGG ベスト人数 4 又は 6 (推奨: 4 – 8 )
プレイ時間 15
対象年齢 10 以上
BGG 重さ具合
(高い程重量級)
1.39 / 5
BGG 評価 7.7 / 10
BGG 全体ランキング 219 / 約13000
BGG ジャンルランキング パーティーゲーム: 4 / 約420
BGG カテゴリー 推理、パーティーゲーム、スパイ・シークレットエージェント
BGG メカニズム 記憶、協力、パターン認識、運試し
その他要素
エラッタ 前作「コードネーム」: ホビージャパンへ

※上記データは 2017/01 時点 最新はBGGサイト

 

 

通常のコードネームを知っている方は、そのままピクチャーズを遊べます

ピクチャーズとの違いは、

  • 文字のカードから写真のカードになった事と、
  • 場のカードが「5*5」から「5*4」になって縦横の向きを間違えなくなった事と、
  • ヴァリアントルールがいくつかルールブックに載っている事、

ぐらいです

 

 

では、通常のコードネームを知らない方への紹介をしていきます

このゲームは、スパイをテーマにしたチーム戦でのワードゲームです

赤チームと青チームとの2つに分かれ、各チームのリーダーを決めます

(今回は私は観戦し、いつもぼっちの相手をしてくれる子達を総動員してお送りします)

(写真では、左右にチームを分け、各手前の子がリーダーです)

(机の座り方も、写真のように座って下さい)

 

このようなピクチャーカードを、

(ピクチャーは、どれも2つ以上の要素が組み合わさった絵になっています)

(因みに、裏と表で違う絵になっていますので、かなりの数の絵があります)

 

場に「 5 × 4 」で並べます

 

 

 

 

 

このようなカードの中から1枚、

 

 

 

 

 

衝立に挿し、

 

 

 

 

 

2人のリーダーからしか見えない位置に置きます

角度を変えた写真ですと、

 

 

 

 

こうなります

このカードは、答えとなるカードになります(後述)

 

 

 

 

これで準備完了です

 

答えカードには、「 5 × 4 」の各マスに、赤いマス、青いマス、白いマス、黒いマスが描かれています

 

 

 

 

答えカードの「5*4」のマスは、場の「5*4」のピクチャーカードの配置とリンクしています

例えば、左から2つ目の、奥から3つ目のパチンコみたいな絵は、白いマスです

 

 

各チームの目的は、自分のチーム色のピクチャーカードを当てる事です

 

 

 

ゲームの流れとしては、

まずは片側のチームリーダーがヒントを出します

 

お猿「ヒントは”バナナ”です。決して食べたいからではありません」

 

 

そのチームメンバーは相談し、

メンバー「お猿さんよだれ垂れてない? 絶対食べたいからだよねー」

リーダーはメンバーの言葉を聞いて絶対にリアクションをしてはいけません

 

 

ピクチャーカードを選びます

リーダーはそのカードと答えカードを照らし合わせ、

 

 

 

 

このようなマスの色に対応したタイルがあるので、

 

 

 

 

 

該当する色のカードをピクチャーカードに乗せます

乗せられたカードの色が自分のチーム色だったら正解という訳です

条件によってはこの後に連続して回答権を得られる事もあります

片方のチームの回答権が無くなったらもう一方のチームが上記と同じ事を行います

 

これらを繰り返し、先に自分のチーム色のマスを全て当てる事が出来たチームが勝ちです

写真では、青の勝利です

 

 

 

 

 

一回のヒントで出来るだけ多くのピクチャーカードを当てて貰う方がいいので、それを念頭にヒントを考えます

ヒントはワードで伝えます

例えば、場にある内のこの2枚のカードが自分のチーム色のカードだったとしましょう

リーダーは、ヒントワード1つでこの2枚を当てて貰えるようなものを考えます

すぐ思い浮かぶのは「人間」でしょうか

「狩り」なんてのもどうでしょうか

「水」は伝わりますかね??

 

で、ヒントワードに続けて、枚数も伝えます

「狩り、2枚」という風に

チームメンバーは、最大で”その枚数+1”回分の連続回答権を得られます

もし、言い当てたカードが自分のチーム色ではなかったり、途中で残りの回答権を放棄した場合には、相手のチームの番になります

何故”+1”の回答回数なのかといいますと、例えば、上記の例の1回目のヒントで、チームメンバーは1枚分しか分からなかったとします

再度自分のチームに手番がまわってきた時に、リーダーは、前回とは別のカードに関するヒントを出したとして、メンバーはそれを全て答えられました

メンバーはもう”+1”回分の回答権を使って、前の手番で当てられなかったカードを探す事にしてもよいのです

また、慣れてくると、”今回のヒントに関する枚数は場には3枚しかないのだが、以前の手番で当てられなかった2枚分を加味して、「○○(ヒントワード)、4枚」と宣言する”事も出来ます

 

もし、この黒いマスの位置のピクチャーカードを当ててしまったチームは、即敗北となります

 

 

 

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

 

 

因みに、前作と今作を混ぜ合わせて遊ぶこともできます

あと、2人専用の「コードネーム:デュエット」というのも のちに発売されました

 

 

 

 

  • 赤ポーン を含め、数々の賞を受賞した「コードネーム」の写真バージョン
    BGG でのランキングも高い
  • シンプルルールで大人数に対応しているので、誰でも楽しめるパーティーゲーム
  • 人によってヒントも千差万別なので、何度遊んでも新しい気付きがある