セレスティア

ボードゲーム「セレスティア/Celestia」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Aaron Weissblum氏、BLAM !社、Arclight社に帰属します”

邦題 セレスティア
洋題 Celestia
作者 Aaron Weissblum (アーロン・ワイスブルム)
作者の作品 ・セレスティア (リメイク・2015)
・スカイライン3000 (リメイク・2009)(Alan R. Moon共作)
・イカス!波乗り野郎 (2008)(Alan R. Moon共作)
・アダムとイブ (2004)
・10デイズインヨーロッパ (2002)(Grafik Studio Krüger、Alan R. Moon共作)
・アムレット (2001)(Alan R. Moon共作)
・サンマルコ (2001)(Alan R. Moon共作)
・カピトール (2001)(Alan R. Moon共作)
・クラウド9 (1999)
など
国内取扱メーカー アークライト
発売年 ・原作 2015
・日本語版 2016
定価 4104
プレイ人数 2 – 6
BGG ベスト人数 4 – 6 (推奨: 3 – 6 )
プレイ時間 30
対象年齢 8 以上
BGG 重さ具合
(高い程重量級)
1.41 / 5
BGG 評価 7.2 / 10
BGG 全体ランキング 643 / 約13000
BGG ジャンルランキング ファミリーゲーム: 110 / 約1500
BGG カテゴリー 冒険、空中戦、カードゲーム
BGG メカニズム 賭け事、運試し
その他要素 ラピュタ
エラッタ アークライトへ

※上記データは 2017/01 時点 最新はBGGサイト

 

 

セレスティアは英語の【 celestial 】のことかと思われるが、何故洋題で最後の「l」が抜けているのかは不明

【 celestial 】の意味は、天空の、天上の;天国の;天国のような、神々しい;神聖な、素晴らしい

 

ボードゲーム「クラウド9/Cloud 9」のリメイクです

前作は熱気球が登場しましたが、今作は飛空艇に変わっています

その飛空艇が、

こちらです

なんと12点のパーツを組み上げた飛空艇なんです、凄いです

こんなに多くパーツを使ったものは初めて見たので感動です

なので他にも沢山撮ってしまいましたので、載せておきます

因みに、予備パーツと思われるものが4点あったので、それもくっつけて占めて16点パーツ仕様になっています

はー、かっこいいです

 

 

 

さて、ではゲームの説明に入ります

ラピュタのような浮遊島がいくつか場に並んでいて、

 

 

 

 

 

私たちは飛空艇に乗っています

 

 

 

 

 

飛空艇は場の最初の浮遊島からスタートし、

 

 

 

 

 

右へ右へと進む事になります

 

 

 

 

 

各浮遊島の隣には、お宝カードの山札が置かれています

 

 

 

 

 

このお宝カードの 表面 には 勝利点 が書かれていますので、このカードをたくさん集めるのが目的です

ゲーム終了時に 勝利点 がより多いプレイヤーが勝者です

因みに、より遠い浮遊島にはより豪華なお宝が眠っています

 

 

 

それでは、ゲームの流れについて

船長役を1人決めて、他のプレイヤーは乗客役です

(船長役はゲーム中に順番に巡っていきます)

まず、このようなダイスを、

 

 

 

 

 

次の浮遊島のこのドットの数分だけ、

 

 

 

 

 

船長が振ります

 

 

 

 

 

出目は、次の浮遊島へ向かう航路での障害を示しています

設定的には、黄色なら雷、青色なら雲、という具合に

このような障害を打破出来るカードがありまして、

 

 

 

 

 

全員、そのカードをいくつか手札として持っています

 

 

 

 

 

黄色の出目なら黄色のカード、赤色ならその色のカードを、船長が出す事が出来れば(全ての出目の障害を取り除ければ)、飛空艇は無事に次の島へ辿り着けるのですが、船長はこの時点ではまだカードを出しはしません

じゃあ何をするのかといいますと、

 

 

乗客は出目を見て、船長は今回の全ての障害を取り除く事が出来るかどうか(出目の色のカードを持っているかどうか)を考え、下船するかこのまま乗るかを決めます

「船長さん持ってるかなー?」
「手札が多いんだし、持ってるんじゃない?」
船長「・・・・・・」

 

もし下船したなら、そのプレイヤーのコマを今の島に下ろし、

 

 

 

 

 

その浮遊島のお宝カードを1枚獲得して手元に置いておきます

そしてそのプレイヤーはゲームから一旦抜けます

 

 

 

乗客全員が宣言し終わったら、船長は出目の色に対応する全てのカードを手札に持っているなら、出さなければなりません

 

 

 

 

もし”全て”は持っていないのなら、「ありません」と宣言して、カードは一切出さなくてよいです

 

 

 

 

カードが プレイ されなかった場合は、その飛空艇は撃沈で、乗っている者全員が落t・・・・・・ぐぅこれ以上言えません

なのでお宝カードは取れずじまいになります

撃沈したならそこでラウンド終了となります

 

もしカードがプレイされたなら、無事に次の島に辿り着き、船長役が左隣りのプレイヤーへ移り、以上を繰り返します

ラウンドが終わったら、以降もラウンドを続けます

 

 

ラウンドが変わる度に、飛空艇はまた最初の浮遊島からのスタートで、全員参加です

「お父さんが叶えられなかった夢は、この僕が叶えてみせるんだ!」

ぐぅ、泣ける

あ、あと全員カード1枚を手札へ補充し、船長役も左のプレイヤーへ移ります

 

ゲームの終了は、いづれかのプレイヤーが勝利点50点に到達したラウンドで終了です

 

 

 

船長は基本的には下船が出来ません

一体なぜなのか、船長さんに聞いてみました

「あの、船長さ・・・ってうわ危ないっ」

「ん?なんで俺がここに立っているかって?」

「いえ聞いてません」

「ここが船長の特等席だからさっ」

「あそうですか、ところで、なんで船長は下船出来ないのでしょうか」

「愚問だな、乗客が一人でもいる限り、そいつの行きてーところに連れてってやるのが船長の役目じゃないのかい? ふっ、そんなこと俺にとっちゃお天道様が東から昇るぐらい当z」

「はい分かりましたありがとうございました」

という訳で、乗客が1人もいない時(=船長のみの時)に限り、島に到着した直後に船長は下船する事が出来ます

 

 

 

1ラウンド分の流れをまとめると、

  1. 乗っているのが船長のみなら、船長は下船できる
  2. 船長がダイスを降る
  3. 乗客が下船するかどうかを宣言していく
  4. 下船したプレイヤーは、今の島のお宝カードを1枚獲得し、ゲームから一旦抜ける
  5. 船長は全ての障害を排除できるのならば、そのカードを出さなければならない
  6. 排除出来れば、次の島に移動し、船長交代し、以上を繰り返す
    排除出来なければ、乗っている者全員はお宝カードを獲得できないままそのラウンドは終了する
  7. ラウンド終了したら、
    全員最初の島からスタート、
    全員カード1枚を補充、
    船長交代

です

 

 

 

手札となるカードや、お宝カードの中には、特殊効果を起こせるものもあります

少し紹介しますと、

「任意の乗客を強制的に下船させる」

ひど過ぎる

 

 

 

 

「飛空艇が墜落する事になった時に、出発前の浮遊島に下船できる」

 

 

 

 

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

カードの効果を忘れたり、カードの使用タイミングが分かりづらいので、説明書裏の早見表を人数分コピーして渡して遊んだ方がいいと思います

 

 

 

因みに、

飛空艇は箱に収まりませんでした・・・・・・

しかし、

 

 

 

 

少しだけパーツを外せば収まりました

よかったよかった

 

 

 

 

 

 

  • カードの使用タイミングが少し分かりづらいですが、早見表を見れば大丈夫ですし、その他のルールはかんたんな方ですので、誰でも遊べる
  • リメイクされた事で絵柄やコンポーネントが今風になり、前作も見栄えがよかったが更に上がった
  • 時間も短過ぎず長過ぎずで程よく、ファミリーや初心者も遊べ、パーティーゲームとしてとても優れている
  • 大人数にも対応
  • 船長がカードを出せるかどうかだけでも盛り上がりますが、特殊効果のカードにより更にヒートアップする