ハーバー

ボードゲーム「ハーバー/Harbour」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当ページは、Scott Almes氏、Tasty Minstrel Games社、Arclight社、が権利を所有する著作物を利用しております。
© Scott Almes, © Tasty Minstrel Games, © Arclight

邦題 ハーバー
洋題 Harbour
作者 Scott Almes
作者の作品 ・ハーバー (2015)
・空と蒸気の王 (2013)
など
国内取扱メーカー アークライト
発売年 ・原作 2015
・日本語版 2017
定価 2916
プレイ人数 1 – 4
BGG ベスト人数 - (推奨: 2 – 4 )
プレイ時間 30 – 40
対象年齢 10 以上
BGG プレイ感 2.07 / 5
BGG 評価 6.6 / 10
BGG 全体ランキング 1184 / 約13000
BGG ジャンルランキング ・ファミリー: 324 / 約1500
ストラテジー: 675 / 約1600
BGG カテゴリー シティービルド、経済、ファンタジー、ユーモア
BGG メカニズム セットコレクションワーカープレイスメント
その他要素
エラッタなど

※上記データは 2017/08 時点 最新BGGへ

 

 

私達は港町で事業家となり、より名声を得ていく事が目標です

ウヴェ・ローゼンベルグの「ル・アーブル」に似ています

ゲーム終了時に 勝利点 がより多いプレイヤーが勝者となります

 

このような施設カードがありまして、

 

 

 

 

 

場に何枚か並べられ、残りのカードは山札となっています

 

 

 

 

 

ゲーム中はこの施設カードを購入し、

 

 

 

 

 

手元へ並べていきます

施設カードには勝利点が描かれていますので、ゲーム終了時に所有施設の勝利点が得られます

 

ゲームの終了は、誰かが施設カードを4枚獲得したら です

 

 

 

 

 

ゲームの流れ

ワカプレ です

が、ワーカー は1個しかありません

ゲーム中に増やす事も出来ません

ゲーム終了となるまで手番が巡り続けますので、手番では このワーカーを施設上へ置いて その施設の効果を発動させて手番終了となります

それにしてもこのワーカー、なぜ「やれやれ」のポージングなのでしょうか・・・

 

”やれやれワーカー”を置ける施設は、場に並べられた施設上と、

 

 

 

 

 

自分が所有している施設上と、

 

 

 

 

 

他プレイヤーが所有している施設上へ置けます

他プレイヤーの施設を使わせてもらう場合に限り、相手へ リソース 1個をあげる必要があります

 

 

 

施設1つには ”やれやれワーカー”は1個しか置けません

あと、(自分の)2回の手番に渡って (自分が)同じ施設を2回連続して使う事はできず、必ずワーカーを別の施設上へと移動させなければなりません(=居座り続けられない)

 

 

 

 

 

施設の効果について

主に次の3種類あります

施設効果1: リソースを獲得

描かれているリソースを獲得します

 

 

 

 

施設効果2: リソースを交換

リソースを別のリソースへと交換します

センチュリー:スパイスロード」と同じく、交換後の方がリソースの合計価値が高いです

 

 

施設効果3: リソースの出荷と施設購入

 

 

 

 

 

まず出荷をするのですが、場にこのような出荷ボードがありますので これを使用します

 

 

 

 

このようなリソーストークンが、

 

 

 

 

 

この出荷ボードへ横一列に並べられています

 

 

 

 

 

そのすぐ上には、リソースを出荷する為に必要な最低数が書かれています

この数字以上の個数を持っていなければ、出荷してお金を得る事が出来ないのです

例えば、「3+」と書かれている所のすぐ下に魚のリソーストークンがあるなら、魚トークンを3個以上持っていないと魚を出荷できないのです

 

出荷する事にしたリソーストークンを、一段下のマスへ降ろします

そして その降ろしたマスに描かれている金額のお金を受け取ります

出荷した種類の所持リソースは、その全てが無くなります
ゼロです

そして、”必要最低数”をどれだけ上回るリソースを支払ったとしても、貰えるお金は固定です

例えば、魚を6匹持っていたとして、「魚トークンは3個以上必要。出荷したなら3金」となっている時に出荷し場合、所持魚は0匹となり、貰えるお金は3金です

 

出荷をした後は、続けざまに施設購入処理を行います

場の施設カード1枚を、お金を支払って購入します

お金なのですが、実は出荷で貰ったお金は次の手番へは持ち越せません

手番終了時に所持金ゼロになる訳です

(その為 お金トークン類は存在せず、出荷ボード上でリソーストークンが1段下へ降りているかを見て 所持金を把握するようにします)

 

施設購入後、出荷ボードのリソーストークンの配置換えが起こります

このような状況だったとすると、

 

 

 

 

まず上段のリソーストークンが右へ詰められ、

 

 

 

 

 

下段の左にあるリソーストークンから順に 上段へ右詰めになるよう移され、

 

 

 

 

 

最終的にこのようになります

これにより各リソースの”必要最低数”が変わってくる訳です

「出荷しようと思ってたら他プレイヤーへ先越され、必要なリソース数が変わってしまった」なんて事が置きて楽しいです

この辺りも「センチュリー:スパイスロード」に似ていますね

 

 

施設の効果は主に以上の3種類です

 

 

手番を続け、誰かが施設カードを4枚獲得したら 間もなくゲーム終了です

より勝利点が高いプレイヤーが勝者です

 

 

固有能力を持つキャラクターボードがあり、ゲーム開始時には1キャラクター分を各自 担当します

ボードは20枚もあるので長く遊べます

能力なしで遊ぶ事も可能です

 

 

 

 

また、施設カードの中には永続効果を与えてくれるものも多く、施設が充実していく楽しみも十分味わえる作品です

 

 

 

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

この作品、かなり面白くて ハンドマンおすすめです

隠れた良作だと勝手に思っています

最後に一言

ぼっち対応!ぼっち対応です!