ボードゲーム「ブラックストーリーズ:50の”黒い”物語/Black Stories」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Holger Bösch氏、moses. Verlag GmbH、Group SNE社、cosaic社、に帰属します”
邦題 | ブラックストーリーズ:50の”黒い”物語 |
洋題 | Black Stories |
作者 | Holger Bösch |
作者の作品 | ・ブラックストーリーズシリーズ |
国内取扱メーカー | cosaic |
発売年 | ・原作 2004 ・日本語版 2014 |
定価 | 1620 |
プレイ人数 | - (BGGでは 2 – 15 ) |
BGG ベスト人数 | 4 – 6 (推奨: 3 – 12 ) |
プレイ時間 | - (BGGでは 20 ) |
対象年齢 | - (BGGでは 12 以上) |
BGG プレイ感 | 1.31 / 5 |
BGG 評価 | 6.2 / 10 |
BGG 全体ランキング | 2062 / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | ・パーティー: 166 / 約420 ・テーマ: 434 / 約850 |
BGG カテゴリー | カードゲーム、推理、ホラー、ユーモア、殺人・ミステリー、パーティーゲーム |
BGG メカニズム | ストーリーテリング |
その他要素 | – |
※上記データは 2017/03 時点 最新BGGへ
ボドゲ というよりお喋りゲームです
シリーズ作品が多く出ている人気作で、コザイクの売上ベスト3に入っているそうです
問題の出題者を1人決め、残りの人は回答者になります
(反対面には答えが書かれていますので、くれぐれも回答者に見られないように)
問題の内容を少し紹介しますと、
「マリーは店に行き、自分に新しい靴を買った。
それは、彼女がその夜に死ぬことを意味していた。」
「男と仲間たちは大喜びで、彼の両親をひとさじひとさじ食べつくした。」
「占い師は男に「白い鳩が君を殺すだろう」と告げた。
数日後、男は死んだ。」
「電話ボックスの床に死んだ男が倒れていた。
ガラス窓は割れて、血が一面に飛び散っていた。
電話ボックスの前には大きな魚が落ちていた。」
などなど、どれも死人が出るようなブラックなストーリーです
「そうか! だからブラックストーリーズか!」
・・・はい、それでですね、
どれも不思議な状況ですので、回答者はその真相をあばいていきます
回答者は、”出題者が「はい」か「いいえ」で答えられるような”質問を、手番などなく好きなタイミングで、何回でもすることが出来ます
例えば、「その人は男ですか?」「夜ですか?」など
出題者は「分かりません」と答えます
質問攻めを続け、やがて答えが分かった時も、回答は好きなタイミングで、何回でも出来ます、例え不正解だったとしても
ルールはこんなところでしょうか
同じ系統として「ウミガメのスープ」というものがありますね
調べてみましたら、こういったお喋りゲームの事を、
「シチュエーションパズル」、
「水平思考パズル」、
「水平思考推理ゲーム」、
「 yes / no パズル」、
というそうです
残念な事に答えを知ってしまったらもう回答者としては遊べませんが、この作品の50問をやり尽くしても他シリーズとして、
- ブラックストーリーズ2:鳥肌の立つ“黒い”物語
- ブラックストーリーズ3: とんでもなく過激な50の“黒い”物語
- ブラックストーリーズ4:甘さひかえめ、どこまでも“黒い”50の物語
- ブラックストーリーズ ファニーデス 本当にあった不思議でおかしな50の“黒い”物語
- ブラックストーリーズ シットハプンズ:実際にあっためちゃくちゃ愉快で不快な50の”黒い”謎
- ブラックストーリーズ ボードゲーム
- ピンクストーリーズ
(これは作者は違うが、死人が出ない問題のため子供と遊べる)
などかなり多く用意されていますので、遊び尽くすのは難しいです
- 勝ち負けを決めるものではなく、正解するまでの過程として、想像を膨らませて推理する楽しさや、徐々に真実に近づいていくワクワク感、他の回答者の質問に感心したりなど、そういったことを皆で共有して楽しむ作品
なので出題者は、回答者が行き詰まっていたり、正解から遠ざかっているようなら、寛大な心でヒントを与えましょう
- ドライブ中でも、新幹線内でも、行列での待ち時間でも、喋れる状況ならどこでだって遊べ、且つ誰とでも、何人でも(限度はあるが)遊ぶことが出来る