ヘックメック

ボードゲーム「ヘックメック/Heckmeck am Bratwurmeck」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Reiner Knizia氏、Zoch社に帰属します”

邦題 ヘックメック
原題 ・(独) Heckmeck am Bratwurmeck
・(米) Pickomino
作者 Reiner Knizia (ライナー・クニツィア)
作者の作品 ・ラミー17 (2016)
・ドラゴンの宝石 (2015)
・戦国時代 (2014)
・オロンゴ (2014)
・秦 (2012)
・ロンド (2012)
・ケルト (2008)
・ペンギンパーティー (2008)
・チーキーモンキー (2007)
・エスカレーション (2007)
・交易王 (2007)
・メディチ対ストロッツィ (2006)
・インフェルノ (2005)
・ヘックメック (2005)
・ブルームーン (2004)
・インジーニアス (2004)
・アメンラー (2003)
・ロイヤルターフ (2001)
・バトルライン (2000)
・タージマハル (2000)
・トレンディ (2000)
・ロストシティ (1999)
・ラー (1999)
・スティーブンソンロケット (1999)
・ノミのサーカス (1998) (新版:なつのたからもの(2013))
・酔いどれ猫のブルース (1998)
・サムライ (1998)
・砂漠を越えて (1998)
・ゼロ (1998)
・チグリスユーフラテス (1997)
・ツインズ (1996)
・ハイソサエティ (1995)
・キングダム (1994)
・古代ローマの新しいゲーム (1994)
・アンギャルド (1993)
・モダンアート (1992)
などなどまだまだ沢山
(BGG登録上では拡張含めて500程あります)
国内取扱メーカー メビウスゲームズ
発売年 2005
定価 2000
プレイ人数 2 – 7
BGGベスト人数 3 – 4 (推奨: 2 – 6 )
プレイ時間 20 – 30
対象年齢 8以上
BGG重さ具合
(高い程重量級)
1.15 / 5
BGG評価 6.5 / 10
BGG全体ランキング 995 / 約13000
BGGジャンルランキング ファミリーゲーム: 269 / 約1500
BGGカテゴリー 動物、ダイス
BGGメカニズム ダイスロール、運試し
その他要素 ダイス振り直し、バースト、ミミズ

※上記データは 2016/12 時点 最新BGGへ

 

 

 

ボードゲームをテーマにした漫画放課後さいころ倶楽部】8巻にて紹介されたゲームでもあります

 

 

内容物はこのような牌とダイスのみです

 

 

 

 

 

 

牌には数字と、ミミズが何匹か描かれています

 

 

 

 

 

 

サイコロを振って牌をたくさん獲得していき、ゲーム終了時にミミズの匹数がより多いプレイヤーが勝者となります

 

 

 

サイコロの各面は「1、2、3、4、5、ミミズ」です

「6」の代わりにミミズとなっています

 

 

 

 

 

牌を場に昇順になるように並べ、スタピ がサイコロを全部受け取ってゲームスタートです

 

 

 

 

 

ゲーム終了するまで手番が巡り続けます

手番では、まず全てのサイコロを振ります

どじゃらー

 

サイコロは何度か振り直しが出来るのですが、一回降る毎に一種類(のみ)の出目を確定させなければなりません

確定させたサイコロは振り直すことは出来ず、且つ、以降その出目は確定出来なくなります (もちろん手番が再度巡ってきた時にはリセットされる)

 

先程の写真から、5を確定させたとしましょう

脇に避けておきます

(一種類の出目を全部確定させなければなりませんので、「5を1つだけ確定」は出来ません)

 

 

 

残りのサイコロを振り直します

どじゃらー

 

 

 

 

 

最終的には確定したサイコロの出目の合計値は高くしておきたいのですが、今回は5がたくさん出ましたー!

やったー!

……と思いましたが、5は既に確定させているので、5はもう確定には出来ません

 

 

 

と言う訳で、今回は3を確定させたとしましょう

 

 

 

 

 

 

残りのサイコロをまた振り直します

どじゃらー

 

 

 

 

 

という感じで、振り直しては一種類の出目を確定させていきます

確定させたサイコロの中にミミズがあるのであれば、降るのを途中で止める事が出来ます

止める意味としては、”振り直してもし確定出来る出目のサイコロが無い場合には、今まで確定させたサイコロは無効となって、場の牌も取れない”というルールがあるので、それを防ぐ為です

ですので、サイコロ最後の1個になるまで粘るような行動はリスクが高いです

 

最終的に確定したサイコロがこんな状態だったとしましょう

出目の合計値以下の数字の牌を、場から1枚だけ獲得できます

ただーし、確定したサイコロの中にミミズが無いと、牌を獲得する権利がありません

ミミズだいじ、ぜったい!

今回の合計値ですが、ミミズの出目は5として数えますので、25になります

 

25以下の数字の牌を1枚獲得し、

 

 

 

 

 

 

手元に表向きのままで置いておきます

 

 

 

 

 

 

以降獲得した牌は、このように重ねていきます

 

 

 

 

 

 

これで手番終了、次のプレイヤーの番へ

 

ゲーム終了は、場の牌が無くなったらです

 

 

 

ゲーム中で場の牌を取る時なのですが、もし確定したサイコロの合計値が、他のプレイヤーが獲得して山積みになっている一番上の牌の数字とぴったり一致したなら、

 

 

 

 

 

その牌を奪い取る事が出来ます

 

 

 

 

 

 

 

また、もし手番中に牌を獲得できなかった場合には、今まで獲得した牌の一番上に積んでいる牌1枚を、

 

 

 

 

 

場に戻し、更に場の一番数字が高い牌1枚を裏返します

裏返された牌は、もう場には無いものとして扱います

(この牌はもう表返る事は無いので、ゲームから除外してもいいとは思います)

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

 

 

  • 単純に大きい出目を確定していけばいいというものではなく、しっかりと期待値などを考える必要がある
  • どのダイスを確定させるのか、まだダイスを振り続けるべきなのか、などの悩ましさ
  • ダイスゲームでサクッと遊びたい方へ
  • ダイスの出目に一喜一憂したい方へ
  • 運要素も強めなので、お子さんとご一緒に
  • 絵柄が子供向けっぽいですが実際はそんな事もなく、大人同士でも気軽に楽しめる
  • ルールも簡単で、実力差も出にくいので初級者・経験者を交えても遊べる
    もちろん初心者さんのみでも
  • 大人数にも対応
  • カードを使わないので屋外でも遊べるかも
  • 小箱で持ち運びもしやすい