ボードゲーム「ラ・グランハ/La Granja」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Michael Keller (II)氏、Andreas “ode.” Odendahl氏、Spielworxx社、Arclight社に帰属します”
邦題 | ラ・グランハ |
洋題 | La Granja |
作者 | ・Michael Keller (II) ・Andreas “ode.” Odendahl |
作者の作品 | 日本流通は無し |
国内取扱メーカー | アークライト |
発売年 | ・原作 2014 ・日本語版 2017 |
定価 | 7776 |
プレイ人数 | 1 – 4 |
BGG ベスト人数 | 4 (推奨: 1 – 4 ) |
プレイ時間 | 90 |
対象年齢 | 12 以上 |
BGG プレイ感 | 3.58 / 5 |
BGG 評価 | 7.8 / 10 |
BGG 全体ランキング | 93 / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | ・ストラテジー: 55 / 約1600 |
BGG カテゴリー | 経済、農業 |
BGG メカニズム | エリアコントロール、ダイスロール、ハンドマネジメント、同時アクション選択、ヴァリアブルプレイヤーパワー、ワーカープレイスメント |
その他要素 | – |
※上記データは 2017/07 時点 最新BGGへ
私達は、スペインにあるマヨルカ島で 自分だけの小さな農園を営んでいます
その農園を大きくして名声を得るのが目標です
- マヨルカ島: Wikipedia、Google画像検索
ものすごい綺麗な島ですね
因みに、この作品は 次のような複数のボドゲのシステムを踏襲しているそうです
- Michael Keller 氏の「Dice for the Galaxy」
- Matthias Matze Cramer 氏の「Arriba(未発表作品)」
- Carl Chudyk 氏の「Glory to Rome」
- Stefan Feld 氏の「Luna」
ゲーム終了時に 勝利点 がより多いプレイヤーが勝者です
勝利点は様々な方法で得られるのですが、主に配達アクションで得ていく事になります
このようなカードがありまして、「グローリートゥローマ」のように 1枚のカードに複数の使い方があります
左側に差し込めば「畑」扱いとなって、リソース を産出してくれるようになりますし、
右側に差し込めば「増築施設」扱いとなって、豚を飼えるようになったり、手札上限を増やすなどの恩恵を得られたり、
下側に差し込めば「労働者」扱いとなって、「アグリコラ」の職人カードのように多種多様な特殊効果の恩恵を得られたり、
上側に差し込めば「荷車」扱いとなって、示された商品(リソース)を積み込んで配達する事で 勝利点を得たり、リソースを得たりします
勝利点は、主にこの「荷車」によって得ていきます
荷車の上段に示されたリソースを「配達アクション」によって積み込んでいき、全て積み込む事で配達完遂となり、
そのすぐ下段に示された数字分の勝利点(と木箱のリソース)を得られます
そして、
数字が書かれた ヘクス が密集している所が「市場」という所なのですが、
先程得た勝利点と一致する数字の空きヘクスへ、担当色の汎用 トークン を置けます
この市場は「ルナ」の寺院システムと同じでして、トークンを置いた時に、隣接する より数字が低いヘクスに置かれている 他プレイヤーのトークンを全て弾き飛ばします(=所有者の元へ戻る)
弾き飛ばしたトークン1個につき勝利点1点を得られます
写真では、青が5のヘクスへトークンを置いたとすれば、4の黄色と、3の赤色プレイヤーのトークンが弾き飛ばされます
6の黄色プレイヤーのトークンは弾き飛ばされません
あと ラウンドの終了時に、市場にある担当色トークン1毎に勝利点1点を得られます
ゲームの流れ
全6ラウンド行ってゲーム終了となります
1ラウンド分は、次の4つのフェイズを順に行ってラウンド終了です
フェイズ1: 農場フェイズ
ステップ1: 手札のプレイ&補充
プレイというのは、先述したように 個人ボードの上下左右いずれかに挿し込む事です
因みに、右側に挿し込む時にはコスト(お金や食品など)を支払う必要があります
個人ボードの上・下に挿し込む場合には 枠数が決まっていますが、右・左に挿し込む際には このように少しずらして何枚でも挿し込めます
手番が一巡まわったら次のステップに移ります
ステップ2: 定期収入
この「くれくれ厨」を表したようなアイコンは、この定期収入ステップ時に得られるリソースを示します
貰える条件を満たしているプレイヤーだけ貰います
ステップ3: 畑の作物産出と、豚の繁殖
畑から、示された全ての作物が産み出されます
更に 豚を2頭以上飼っていれば、追加で豚1頭が産み出されます
このゲームでは、リソースの所持数などをこちらの担当色の汎用トークンを使って示します
「私の村の人生」などと同じです
例えば、このオリーブのマスに汎用トークンが4個置かれていれば、オリーブを4個持っている事になりますし、
この豚アイコンのマスに汎用トークンが2個置かれていれば、豚2頭を飼っている、という事になります
その他にも、市場ヘクスに置いたように自駒として使う事もあります
ステップ4: 屋根タイルの購入
プレイ人数分の屋根タイルというものが場に並べられていますので、1人ずつ任意の1枚を お金を支払って買うか・買わないかを選んでいきます
屋根タイルは、以降好きなタイミングで1度だけ使用できる特殊効果を持っています
屋根タイルを多く買っていると、勝利点も少し得られます
フェイズ2: ダイスアクション
スタピ が代表してこれらのダイスを全部振ります
えいっ
メインボード左側には 出目によるアクションが描かれていますので、先程降ったダイスを出目毎に整列させます
手番では、任意のダイス1個を取り、その出目のアクションを実行して手番終了となります
手番が2巡し終わったら 必ずダイスが1個残りますので、手番順に全員がその出目のアクションを実行していきます
アクションは、豚や作物などのリソースを獲得したり、配達アクションが出来たり、手番順を決める為のイニシアチブ トラックのマーカーを前進させたり、などがあります
フェイズ3: 配達
ステップ1: ロバ・麦わらトークン
各プレイヤーは、このようなロバと麦わらが描かれたトークン4枚1セットを持っています
トークンによってロバと麦わらのアイコン数が異なっています
ロバは配達アクションを表し、ロバアイコン1つにつき配達1回が出来ます
麦わらは手番順を決める為のイニシアチブトラックのマーカーを進められ、麦わらアイコン1つにつきトラック1マス分前進できます
ステップ2: 手番順のイニシアチブトラック更新
先程公開したロバ・麦わらトークンを見て、各自 麦わらアイコン数分だけ イニシアチブトラックのマーカーを前進させます
そしてこれ以降すぐに、このトラックによる手番順が適用されます
因みに、このトラックを大きく前進させていると 勝利点も少し貰えます
ステップ3: 配達
先程公開したロバ・麦わらトークンを見て、手番順で各自 ロバアイコン数分だけ 配達アクションを行っていきます
先述したように、荷車に示されたリソースを積み込んでいって 積み込み切ったら、
また、荷車には乗せずに、メインボード外周辺りに様々示されたリソースアイコン上へと リソースを支払って汎用トークンを置いていく事も出来ます
横一列分を埋め切ると、永続効果を得られるトークンを獲得できます
あと勝利点も得られます
ステップ4: 追加の配達
お金を支払えば、追加の配達ができます
フェイズ4: 得点計算
次のラウンドの準備をします
以上の4つのフェイズを順に実行したら1ラウンド分が終了となります
ラウンドを続け、全5ラウンド行ったらゲーム終了
勝利点がより多いプレイヤーが勝者です
ルールはこんなところでしょうか
あ、大事な事を言い忘れました
ぼっち対応! ぼっち対応ですよ!