ボードゲーム「ワインと毒とゴブレット/ Raise Your Goblets」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Tim Page氏、Horrible Games社に帰属します”
邦題 | ワインと毒とゴブレット |
洋題 | Raise Your Goblets |
作者 | Tim Page (ティム・ペイジ) |
作者の作品 | - (国内ではなし) |
国内取扱メーカー | ホビージャパン |
発売年 | ・原作 2016 ・日本語版 2016 |
定価 | 5400 |
プレイ人数 | 2 – 12 |
BGG ベスト人数 | 6 – 7 (推奨: 4 – 9 又は 12 ) |
プレイ時間 | 30 |
対象年齢 | 8 以上 |
BGG プレイ感 | 1.50 / 5 |
BGG 評価 | 6.1 / 10 |
BGG 全体ランキング | 4896 / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | – |
BGG カテゴリー | 推理、ユーモア、記憶、パーティーゲーム |
BGG メカニズム | ハンドマネジメント、記憶、プレイヤー別特殊能力 |
その他要素 | 毒、ブラフ、正体隠匿 |
※上記データは 2017/03 時点 最新BGGへ
驚愕の12人まで対応している、中量級 のメモリー・パーティーゲームです
6人以下でのプレイは個人戦ですが、7人以上だと2人1組でのチーム戦となります
が、チームメイトは実は裏切り役となる可能性があり、正体隠匿の要素があります
個人戦とチーム戦とでまた違った面白さで遊べます
まずは個人戦から紹介します
私達は次期の王の座を狙っている貴族となります
私達は集まってワインを飲もうとしていますので、標的となる他プレイヤーを毒殺し、自分は生き延びることが目標です
全3回戦行い、勝利点 がより多いプレイヤーが勝者です
大まかに流れを説明しますと、
残念ながらプレスチック製
このような トークン があり、左から、ワイン、毒、解毒薬、オーガの毒、ユニコーンの解毒薬、です
残念ながらプラスチック製
ゲーム中に(他プレイヤーから見えないように)トークンを入れたり、
場に置かれている全てのゴブレットは、常に全員から中身が見えない位置に配置されています
また、ゴブレットにハメられたリングの色は、単なる記憶の手助けに使うものとなり、自分が受け持つゴブレットは”自分の目の前にあるゴブレット”ですので注意です
いづれ乾杯となりますので、自分の目の前のゴブレットを手に持ち、
(念を押しますが、リングの色は関係ありません)
「毒しか入ってないやないか」
毒トークン1個と解毒トークン1個とで相殺され、毒系トークンが1つでも残ってしまったら毒死します
生きていれば 勝利点 が得られます
このような標的カードというものがあり、
ゲーム開始前に各プレイヤーへ1枚ずつ配られますので、そのカードに示されたプレイヤーが毒死すれば勝利点が得られます
自分が生存し、且つ標的も毒死すれば、ボーナス勝利点も得られます
ワイントークンが最多のプレイヤーへも勝利点が入ります
大まかな流れは以上です
それでは、もう少し詳しく流れを見ていきましょう
開始前に、場のゴブレットにはランダムでトークンが1個ずつ入っています
手番が順番に回り続けますので、手番では次のアクションから2つを実行し、手番終了となります
(1手番で同じアクションを行っても構いません)
アクション1: トークン1個を、任意のゴブレットに秘密裏に入れる
アクション2: 自分の目の前のゴブレットと、任意の他ゴブレットとを入れ替える
「・・・毒ばっかりやないか」
アクション4: 全てのゴブレットを時計回りか、反時計回りで1つ分回す
但し、手持ちトークンが尽きていて、且つ、自分の手番の1アクション目でないと実行できません
アクション6: パスする
アクションは以上の6つです
上記アクションを2アクション分実行したら手番終了です
手番を続け、誰かが「乾杯」を行ったら、1アクション分だけの手番をもう一周まわしてから次の乾杯フェイズに進みます
乾杯フェイズでは、先述したように自分の目の前のゴブレットを持って乾杯をし、中身を出して集計します
これで1回戦分が終わりですので、全3回戦行ってゲーム終了となります
このようなキャラクターカードがありまして、ゲーム開始前に各自1枚受け持ちます
キャラクター毎に次のような様々な特殊能力があります
- 手番で3アクション分が可能
- ゴブレットを回す時に、2つ分回すことが出来る
- 乾杯時、ワイン3個につき、追加の解毒薬1個を得る
- 乾杯時、毒1個までなら死なない
- 他のプレイヤーは目を閉じ、その間に任意のゴブレット2個を交換する
- 誰が生き延び、誰が死ぬかを予言し、正解だったなら追加の勝利点を得る
などなど、カードは21枚もあるので色々と楽しめます
個人戦のルールはこんなところでしょうか
チーム戦について少しだけ紹介します
2人1組のチームに別れ、チーム内で1人は貴族役、もう1人は毒見役となります
チーム戦の面白いところとして、毒見役にはゲーム開始時に「忠誠」か「反逆」のカードがランダムに秘密裏に配られ、「反逆」を受け持ったならば同じチーム内の貴族役を毒死させるのが目標となるのです
正体隠匿ゲームということですね
チーム戦のルールは少し細かくなってくるので、割愛します
ルールはこんなところでしょうか