精霊の紋章シジル

”当作品の画像の著作権は、
 Henri Kermarrec氏、Capsicum Games社に帰属します”

邦題 精霊の紋章シジル
原題 Siggil
作者 Henri Kermarrec (アンリ・ケーマレック)
作者の作品 ・ノックスフォード (2016)
・精霊の紋章シジル (2015)
・寿司ダイス (2014)
・天空都市ヴィラコチャ (2011)
など
国内取扱メーカー ホビージャパン
発売年 2015
定価 2808
プレイ人数 1 – 4
BGGベスト人数 3 (推奨: 1 – 4 )
プレイ時間 20
対象年齢 8以上
BGG重さ具合
(高い程重量級)
1.50 / 5
BGG評価 6.5 / 10
BGG全体ランキング 4358 / 約13000
BGGジャンルランキング
BGGカテゴリー カードゲーム、神話
BGGメカニズム ハンドマネジメント
その他要素
エラッタ ホビージャパンへ

※上記データは 2017/01 時点 最新BGGへ

 

 

シジルって何だろうと思って調べてみました

モンスターハンターフロンティアにもシジルステムが導入されたみたいですね

シジル(sigil):Wikipedia

 

ゲーム背景としては、精霊がシジル(=紋章)によって封印されているので、封印を解いていって、精霊を開放してあげ、その精霊をまた取っ捕まえるのが目的です(ぇ)

私達は外道みたいですね

 

これが精霊を示すカード(以降精霊カード)です

全7枚で、それぞれ色(=紋様)と数字が異なります

色は7色、数字は1〜7です

この精霊カードを沢山集めるのが目的です

 

 

これがその他のカード(以降通常カード)です

精霊カードと同様、色は7色、数字は1〜7です

”同じ色、且つ、同じ数字”のカードは存在しない為、合計は”7色✕数字7枚”で49枚あります

 

 

内容物はこれだけです

 

 

イラストが幻想的でとっても綺麗です

 

それにしても、精霊カードと通常カードとの区別が分かり辛いです

並べてみると違いははっきりと分かるのですが、ゲーム中は大概見失います

左が通常カード、右が精霊カードです

見分け方は、通常カードは絵柄が濃くて文字が白色、
精霊カードは絵柄が薄くて文字が黒色です

 

 

 

ゲームの準備として、精霊カードと通常カードとを混ぜ合わせてシャッフルし、場に並べていくのですが、並べ方が5種類あります

場札がシジルを表しています

 

「道のシジル」

ご覧のように、カード同士を少しずらし、表向きだったり裏向きだったり(黒い面が裏面)します

世界の七不思議:デュエル」と同じイメージです

 

 

 

 

「亀のシジル」

 

 

 

 

 

 

 

「ピラミッドのシジル」

 

 

 

 

 

 

 

「河のシジル」

 

 

 

 

 

 

 

「柱のシジル」

 

 

 

 

 

 

 

 

シジルが出来上がったら準備完了

ゲームスタートです

 

 

ゲーム終了するまで手番が巡り続けます

 

ゲーム中は場札をどんどん獲得していくのですが、やはり世界の七不思議:デュエル」とほぼ同じ要領です

いわゆる ロチェスタードラフト です

 

手番では、場札から1枚獲得し、

(獲得しなければならない)

 

 

 

 

 

それを手札とします

 

 

 

 

 

 

場札を取る時は、取りたいカードの上に他のカードがかぶさっていなければ取る事が出来ます

 

 

 

 

 

ですのでこれは取れません

 

 

 

 

 

 

裏向きのカードは、そのカードの上に他のカードが、

 

 

 

 

 

 

かぶさっていない状態になれば、

 

 

 

 

 

 

自動的に表向きになります

 

 

 

 

 

 

 

場札にある精霊カードは、

 

 

 

 

 

 

そのカード上に他のカードがかぶさっていない状態になった途端、

 

 

 

 

 

 

自動的にその精霊カードは場の脇の方によけて並べられます

普通の方法では取る事が出来ない訳です

設定的には、シジルの封印が弱まって開放された精霊は、ふゆふゆーっと辺りを浮遊しいているのです

・・・ふゆふゆーっとね、うん

 

複数の精霊がふゆふゆーっと浮遊しているとこんな感じです、うん

 

 

 

 

 

 

場札を1枚取ったら手番終了

 

これを続けていくと手札が溜まってきます

この手札を使ってふゆふゆーっと浮遊している精霊を捕獲する事になります、うん

 

 

 

 

 

自分の手番の終了前に、捕獲したい精霊カードと同じ色3枚ぴったりをプレイするか、

 

 

 

 

 

捕獲したい精霊カードと同じ数字3枚ぴったりをプレイすれば、

(プレイしたカードは、自分の目の前に少しずらして並べます)

 

 

 

 

その精霊カードを取り、

 

 

 

 

 

 

今しがた手札からプレイしたカードの上に重ねます

ルールブック上では、重ねる時はこのようにずらしているのですが、

 

 

 

 

重ねる時は、出来れば横向きにした方がいいです

 

 

 

 

 

 

 

なぜならば!!

 

「ゲームが進んでこのような状況になっても、一目瞭然だからなのです!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、精霊カードの捕獲は、相手が持っている精霊カードを奪い取ったり、奪い取られたものを取り戻したりする事も出来ます

 

奪う時は、その精霊カードを捕獲するのに使用されているカード枚数、

(写真では3枚)

(クマさんが奪うてい)

 

 

 

 

よりも1枚だけ多い枚数の、同じ色か同じ数字をプレイすれば、

(なので写真では4枚)

 

 

 

 

 

その精霊カードを奪えます

 

 

 

 

 

 

 

取り戻す時は、先程と同様に、捉えている精霊カードに使われているカード枚数、

(写真では4枚)

 

 

 

 

 

よりも1枚だけ多い枚数の、同じ色か同じ数字をプレイすればよいのですが、自分の目の前に既にプレイされているカードに追加して出せば取り戻す事が出来るのです

(写真では2枚追加してます)

(新たに別で、3枚ぴったりの同色か同数字を出しても取り戻せます)

 

 

 

 

ゲーム終了は、プレイ人数に応じた規定枚数の精霊カードを誰かが集めるか、場のシジルが無くなった時点で終わりです

精霊カードがより多いプレイヤーが最も巧みな精霊さらいとして勝者となります

 

 

 

私のようなぼっちの為に、1人で遊ぶモードもあります

あー

”1人きりって楽しい 行くとこ決めるの揉めたりしないし 何にも気にせずお店で4時間ぷらぷらしちゃおー めっちゃ楽しいー ハッピーひ・と・り”

(ブリーフ&トランクス「ひとりのうた」より引用)

 

1人ゲームでは、次の項目を順番に繰り返します

  1. 場のシジルから1枚捨て札にする
  2. 場のシジルから1枚獲得する
  3. 精霊カードを捕獲する事が出来る

 

 

勝利条件は、場のシジルが無くなるまでに、次のどちらかを達成させます

  • (難易度:易) 全ての精霊カード(全7枚)を、各3枚で捕らえる
  • (難易度:難) 6枚の精霊カードを、各4枚で捕らえる

 

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

 

 

  • 絵が美麗
  • その美麗な絵を場に大きく広げる為、かなり見栄えが良い
  • ロチェスタードラフト 好きへ
  • 場札や、相手が取っていったカードをよく観察しておく必要がある為、深く考えさせられる
  • その為、ダウンタイム も感じにくいかも
  • 小箱のカードゲームの割にしっかりと遊べる
  • ぼっち対応