ボードゲーム「脳トレゾンビ/Give Me the Brain!」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
James Ernest氏、Cheapass Games社、GroupSNE社に帰属します”
邦題 | 脳トレゾンビ |
洋題 | Give Me the Brain! |
作者 | James Ernest (ジェームス・アーネスト) |
作者の作品 | ・ステラーコンフリクト (2015・Tom Jolly共作) ・ペアーズ (2014・Heinrich GlumplerとPaul Peterson共作) ・ビッグアイディア (2011) ・ベガスの帝王(ロードオブベガス) (2010・Mike Selinker共作) ・ストーンヘンジ (2007・共作者多数) ・魔女裁判 (2001) ・セーブドクラーラッキー (2000) ・レンフィールド (1999) ・ビッグチーズ (1998・Jon Wilkie共作) ・脳トレゾンビ (1996) ・キルドクターラッキー (1996) など |
国内取扱メーカー | Group SNE、cosaic |
発売年 | ・原作 1996 ・日本語版 2015 |
定価 | 1944 |
プレイ人数 | 3 – 8 |
BGG ベスト人数 | 4 (推奨: 3 – 6 ) |
プレイ時間 | 15 – 30 |
対象年齢 | 12 以上 |
BGG プレイ感 | 1.28 / 5 |
BGG 評価 | 5.9 / 10 |
BGG 全体ランキング | 3836 / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | ・ファミリー: 1104 / 約1500 ・テーマ: 636 / 約850 |
BGG カテゴリー | カードゲーム、ゾンビ |
BGG メカニズム | アクションポイント制、競り、ハンドマネジメント |
その他要素 | – |
※上記データは 2017/06 時点 最新BGGへ
チーパスゲームズ社のカードゲームで、海外では第4版も出ている息の長い作品です
私達はゾンビとなって、ファーストフード店で働いています
脳が足りないゾンビでもある程度の仕事はこなせるのですが、中には頭(脳)を使う仕事もあってはかどりません
しかし大丈夫、ここに新鮮な脳ミソがあります
・・・たったの1つですが
早く仕事を終わらせて墓へ帰りたいゾンビ達は、その新鮮な脳ミソを皆で奪い合うことになります
いち早く帰れるゾンビは一体誰でしょうか
という設定です
各プレイヤーは手札を何枚か持っていて、残りは山札になっています
手札が”割り当てられた仕事”を示していて、手札からカードを出していき、いち早く手札を無くしたプレイヤーが勝者となります
流れ
ゲーム終了するまで基本的には手番が巡り続けるのですが、時折競りフェイズが発生します
手番では、次の2つのアクションから1つを実行して手番終了となります
アクション1: 黄色・ピンクカードを出す
手札から黄色かピンクのカード1〜2枚を出し、カードに示された効果を処理します
腕2本のカードは1手番で1枚しか出せませんが、
1本のカードは2枚まで出せます
カード効果には良いことも悪いこともあり、例えば、
「カードを2枚引いて手札に加える」
「他プレイヤー1人を1回パスさせる」
「他プレイヤー1人の手札から1枚捨てさせる」
「隣りのプレイヤーへカード1枚を渡す」
などなど、他にもかなり多くの種類の効果があります
ダイスを持っているプレイヤーしかピンクカードを出す事が出来ません
そしてピンクカードには仕事が滞りなくできたかの判定があります
まずはピンクカードに示された効果を処理し、
”未満”であれば脳をぽろっと落としてしまいます
ダイスが場に移され、即座に競りフェイズに移ります(後述)
(”未満”であっても、出したピンクカードは特に手元に戻ってくることはなく捨札にできます)
アクション2:
山札から1枚獲得するか、又は手札を全捨てして”その枚数 + 1枚”を山札から獲得する
以上の2つのアクションから1つを実行したら手番終了
手番を続け、誰かが手札を出し尽くしたらそのプレイヤーが勝者となってゲーム終了となります
競りフェイズについて
入札の権利が1巡だけ周ります
数字が書かれているのでそれが入札値です
現時点の最高入札額を上回る必要はなく、手札を減らすために敢えてカードを出しても良いです
入札権利が一巡したら、全員出した青カードは捨て、落札者は場のダイスを獲得して通常フェイズに戻ります
ルールはこんなところでしょうか
- 説明書に小ネタがいくつか仕込まれていてクスクス笑える
- カードのタイトル・サブタイトル・フレーバー テキスト・絵柄など、ジョークに富んでいる
(が、海外作品なので日本人には理解できないものもある) - 勝ち負けよりも、カード効果に翻弄されるのを笑い飛ばして楽しむ作品、のような気がする
- テーマに沿った会話をしながら遊ぶとより楽しくなる
- おばかゲーム