花火

ボードゲーム(カードゲーム)「花火/Hanabi」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Antoine Bauza氏、Cocktail Games社に帰属します”

邦題 花火
洋題 Hanabi
作者 Antoine Bauza (アントワーヌ・ボゥザ)
作者の作品 ・オケアノス (2016)
・世界の七不思議:デュエル (2015)(Bruno Cathala共作)
・星の王子さま:その先の物語 (2015)(Bruno Cathala共作)
・士魂~サムライスピリット (2014)
・星の王子さま ボードゲーム (2013)(Bruno Cathala共作)
・東海道 (2012)
・ドクターシャーク (2011)(Bruno Cathala共作)
・タケノコ (2011)
・世界の七不思議 (2010)
・花火 (2010)
・ゴーストストーリー (2008)
など
国内取扱メーカー ホビージャパン
発売年 ・原作 2010
・他言語版 2013
・日本語版 2016
定価 1728
プレイ人数 2 – 5
BGG ベスト人数 4 (推奨: 2 – 5 )
プレイ時間 30
対象年齢 8 以上
BGG 重さ具合
(高い程重量級)
1.69 / 5
BGG 評価 7.2 / 10
BGG 全体ランキング 223 / 約13000
BGG ジャンルランキング ・ファミリーゲーム: 34 / 約1500
BGG カテゴリー カードゲーム、推理、メモリー
BGG メカニズム 協力プレイ、ハンドマネジメント、メモリーセットコレクション
その他要素

※上記データは 2017/02 時点 最新BGGへ

 

 

ここで取り扱っているのは紙箱の他言語版でして、

ホビージャパン様 サイトより引用

日本語版はこのような缶箱になっています

ゲーム内容に変わりはありません

 

 

 

 

 

 

 

あの「世界の七不思議」の作者アントワーヌ・ボゥザ氏の作品で、赤ポーン を受賞した協力カードゲームです

 

私達は、うっかり者の花火職人です

間もなく花火大会が開催されようとしていますが、私達はついうっかりして、花火玉と筒の配置をごちゃごちゃにしてしまいました

一致団結して花火大会を乗り切りましょう、

という設定です

 

 

このようなカードと、赤・青の トークン だけを使います

 

 

 

 

 

カードは5色で、数字が1~5です

 

このカードは何枚か手札になるのですが、ここが面白いところでして、

 

 

 

手札は自分からは見えないようにこのように持つのです

残りのカードは山札となります

 

 

 

 

ゲーム中は手札から場へ出していき、

 

 

 

 

 

ゲームが進むと、場はこのような感じになります

色毎に分けて並べ、少しずらして重ねます

この場札は打ち上げ成功した花火でして、ゲーム終了時に点数と評価コメントがくだされますので、より良い評価を得るのが全員の目標です

 

点数は、各色毎の最後に出したカードの数字の合計です

写真だと、青3点、白2点、緑4点、赤1点、黄は出ていないので0点、合計10点となります

 

 

 

場へのカードの出し方には条件があります

各色毎に、数字1から始まり、以降ぴったり1ずつ上がるように出さなければいけません

例えば、まず緑1を出して、

 

 

 

 

 

2を出して、

 

 

 

 

 

3を出して、

 

 

 

 

 

別の色の1を出して、

といった具合です

 

 

 

 

 

 

それではゲームの流れについて

ゲーム終了するまで手番が巡り続けます

手番では、次の3つの アクション から1つを実行して手番終了となります

アクション1: 他のプレイヤーへヒントを与える

場には青色のヒントトークンが置かれていますので、1枚捨てます

 

 

 

 

 

そして他プレイヤー1人に、次のようなヒントを1つ教えてあげます

 

 

 

 

 

ヒント1: 1色分を全て教える

この写真だと、黄色を教えるなら右3枚全てを教えなければなりません

ヒント2: 数字1つ分を全て教える

写真だと、4を教えるなら左端1枚と左から3番目を教えなければなりません

 

 

アクション2: 手札から1枚、捨札にする

自分からは見えない状態のまま1枚抜き取り、

 

 

 

 

 

表向き で捨札にします

 

 

 

 

 

そして捨てられている青のトークン1枚を獲得し、場に加えます

 

 

 

 

 

そして山札から1枚補充します

表面を見ないよう注意します

もし見ても、うっかり者の花火職人なのでしょうがないですね

 

 

 

 

アクション3: 手札から1枚、場へ出す

自分からは見えない状態のまま手札から1枚抜き取り、

 

 

 

 

 

場へ表向きで出します

ひゅーーーどーん

前述の場札の出し方の条件に合うカードなら打ち上げ成功となり、場札に残るのですが、

 

 

条件に合わなければ、打ち上げ失敗としてそのカードは捨札となってしまいます

更に、

 

 

 

この赤い失敗トークンが1枚場に追加されます

このトークンが場に3枚出たら即座にゲーム終了となってしまいます

 

 

 

カードを出し終わったら、山札から1枚取って手札へ補充します

 

 

 

 

 

 

上記アクション3つのいずれか1つを実行したら手番終了です

手番を続け、次のいづれかの条件でゲーム終了となります

  • 赤トークンが場に3つ出た
  • 山札が尽きて、手番を1巡まわした

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

  • 自分の手札なのに中身は見えず、且つ協力ゲームという、アートワークも相まって初心者の興味をそそるシステム
  • うまいヒントを出してお互いに以心伝心できた時は嬉しい
  • ヒントを出してもらっても、その後手札へカード補充などをしているとヒントのカードがどこへやら、という場面も
  • ゲーム上の最高得点を出すには運も必要になってくる為、簡単には最高得点を出せない程よい難易度
  • ルールも難しくなく、プレイ感も軽め、プレイ時間も程よい、誰でも楽しめる傑作カードゲーム
  • 赤ポーン も受賞
    しかもカードゲームとしては初の受賞