デッキ構築

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デッキ構築とは、元は TCG でのシステムの事です

デッキ構築がボードゲーム界へと導入された最も有名な作品は、ドナルド・X・ヴァッカリーノ作の「ドミニオン」です

(因みに、ドイツではなくアメリカのゲームです)

その作品以降、他のボードゲームでも使われ始めたシステムですので、

「このボードゲームはデッキ構築ゲームです」、

なんて説明されてもピンと来るように、(ボードゲーム界での一般的な)デッキ構築のやり方を説明します

 

 

 

普通は山札や捨て札置き場というと、場にあって皆が共有で使うものですが、

 

 

 

 

デッキ構築ゲームでは、各プレイヤーの目の前に自分専用の山札と、自分専用の捨て札置き場があります

 

 

 

 

まず各プレイヤーは、全員全く同じ構成のカードを受け取ります

 

 

 

 

 

各自それをシャッフルして、自分専用の山札とします

 

 

 

 

 

全員その自分の山札から規定枚数引いてそれを手札とします

 

 

 

 

 

場には サプライ のカードとして、種類毎に分けられた山札が並べられています

(場のカードは、最初に全員に配られたカードよりも効果が大きいです)

この各山札は、全員の共有物ですので誰でも引けます

引く場合にはコストが必要でして、主に手札を使います

 

手番中に、コストの為のカードを手札から プレイ し、

 

 

 

 

 

サプライの好きなカードを引き、

 

 

 

 

 

その引いたカードは、自分専用の捨て札置き場に置きます

 

 

 

 

 

手札からプレイしたカードも自分専用の捨て札置き場に置きます

 

 

 

 

 

残っている手札も自分専用の捨て札置き場に置きます

 

 

 

 

 

そして自分の山札から規定枚数引いて、

 

 

 

 

 

手札へ補充します

 

 

 

 

 

手番が終わりゲームを進めていくと、そのうち自分の山札が尽きますので、

 

 

 

 

 

その時は自分の捨て札置き場の全てのカードをリシャッフルし、

 

 

 

 

 

自分の山札として手元に置きます

これにより、サプライから取ってきた効果の高いカードがいづれ手札に巡ってくる事になります

サプライのカードを好きなようにどんどん取ってきて、“ぼくが かんがえた さいきょうのデッキ(山札)を構築していく”ことから、「デッキ構築ゲーム」と呼ばれます

 

 

 

説明はこんなところでしょうか

もし「ドミニオン」を遊んだ事がないのであれば、是非一度は遊んでみて下さい

デッキ構築ゲームの傑作として非常におすすめです

 

良きボドゲライフを

それでは