ボードゲーム「コーンウォール/Cornwall」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Johannes Schmidauer-König氏、アークライト社に帰属します”
邦題 | コーンウォール |
原題 | Cornwall |
作者 | Johannes Schmidauer-König (ヨハネス・シュミダウアー=ケーニヒ) |
作者の作品 | ・コーンウォール (2015) ・チームプレイ (2015) ・ウィーン (2015) など |
国内取扱メーカー | アークライト |
発売年 | ・原作 2015 ・日本語版 2016 |
定価 | 3996 |
プレイ人数 | 2 – 4 |
BGGベスト人数 | 3 (推奨: 2 – 4 ) |
プレイ時間 | 30 |
対象年齢 | 8以上 |
BGG重さ具合 (高い程重量級) |
2.25 / 5 |
BGG評価 | 6.6 / 10 |
BGG全体ランキング | 4304 / 約13000 |
BGGジャンルランキング | – |
BGGカテゴリー | – |
BGGメカニズム | エリアコントロール、エリア包囲、タイルプレイスメント |
その他要素 | コーンウォール、亜ルカソンヌ |
エラッタ | アークライトへ |
※上記データは 2016/12 時点 最新BGGへ
イギリスの南西の端にあるコーンウォール州を舞台にしたゲームです
コーンウォール: Google画像検索、Wikipedia
はーきれいですねー
「カルカソンヌ」のルールをだいぶパクッ・・・・・・リスペクトした作品です
タイル配置ゲームが好きな方はより楽しめるかと
ゲーム終了時に 勝利点 がより多いプレイヤーが勝者です
これが勝利点ボード
このようなタイルを主に使います
ゲーム開始時には、場に1枚だけタイルがあり、残りは山タイルになっています
手番制で、手番では山タイルから1枚引き、
表向きにして場のタイルに繋げ、
各プレイヤーはこのようなミープルを1色分持っていますので、
今しがた自分が置いたタイル上にミープルを置きます(置かなくてもよいです)
手番が移り、ゲームを続けていくと、
このような感じになります
山タイルが切れたらゲーム終了です
勝利点の得方について
・・・・・・の前にタイルの説明を
タイルはご覧のようにヘクスが3つ分繋がっており、各ヘクスに地形が描かれています
一種類分の地形を「ブロック」と呼び、写真のように同じ地形で繋がっている草原や山地はそれぞれ1つ分のブロックです
左右の沼地は各1ヘクスですが、それぞれ1つ分のブロックです
なので、写真上では全部で4ブロック分あります
ブロックを完成させた時に勝利点が手に入ります
完成の定義は、次の2つの内のどちらかです
- そのブロックへ、もう別の新たなタイルを繋げられない
- コテージが描かれたヘクスを含んだブロックを繋げた
これがコテージです
このコテージは草原の地形なので、
このように繋げると、草原のブロックは完成したとみなされます
完成したブロックの勝利点は、そのブロックに置かれているミープルによって、誰が勝利点を得られるかが決まります
ミープルは3種類あって、
- 小柄なミープル: 影響力1
- スマートなミープル: 影響力2
- ふくよかなミープル: 影響力3
2種類目と3種類目は、確実に外箱のこの人達ですね
右の人のほうがいい仕事しそうなのに影響力は2です
左の人は実は仕事が出来る人だったみたいです
見た目で判断だめ!ぜったい!
こんな感じで草原が完成した場合、各プレイヤーのミープルの合計影響力を比べ、1〜2位のプレイヤーが勝利点を得ます
写真だと、
- 1位が青色で影響力3
- 2位が赤色で影響力2
- 3位が黃色で影響力1
ですね
完成したブロックの地形の種類やヘクス数などによって勝利点が変ります
完成したブロックは、目印としてコテージの立体コマをそのブロックへ置いておきます
また、完成したブロックにいた全てのミープルは、各プレイヤーの手元には戻らず、このような酒場タイル上に行ってしまいます
「終わった終わったー さぁ飲むべ」 ぞろぞろ
各プレイヤーはこのようなお金を持っているのですが、
自分の手番中に1金を支払うことで、酒場で飲んだくれている自分の全てのミープルを連れ戻す事が出来ます
「おらー 仕事はまだ終わってねーぞ」
「うひー」
お金は他にも、
1手番で複数のミープルを置く時や、
ミープルを置くそのブロックに、既に(自分を含めた)他のミープルがいる場合に、お金が掛かります
お金を稼ぐ方法は、タイルを繋げた時に、既存の複数のブロックを拡大できた場合のみです
写真では森林と草原が拡大されました
最後に、タイルの繋げ方について
次の条件を全て満たす必要があります
- 既存のブロックを拡大しなければならない
- 2辺以上接しなければならない
- 完成済みのブロックを拡大してはならない
説明書の例をいくつか載せておきます
因みに、カルカソンヌに似ている他のルールとして、
- カルカソンヌの「草原」のような、一度置いたミープルが二度と戻ってこない地形があったり、
- ゲーム終了時に未完成のブロックは、完成されたものとして勝利点を計算する、
といったものがあります
- カルカソンヌのようなタイル配置ゲームが好きな方へ
- タイルを自分の有利なところへ置くか、それともお金を得る為に別の場所へ置くか、など悩ましい
- カルカソンヌと違って、ミープル でのせめぎ合いが強くなっている