ボードゲーム(カードゲーム)「オーガ:218高地/OGRE:Objective 218」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Darwin Kastle氏、Steve Jackson Games社、Your Move Games社に帰属します”
邦題 | オーガ:218高地 |
原題 | OGRE:Objective 218 |
作者 | Darwin Kastle (ダーウィン・カッスル) |
作者の作品 | ・オーガ:218高地 (2016) ・クトゥルフ・レルムズ (2015) ・スターレルムズ (2014)(Robert Dougherty共作) など |
国内取扱メーカー | ホビージャパン |
発売年 | 2016 |
定価 | 2592 |
プレイ人数 | 2 |
BGGベスト人数 | – |
プレイ時間 | 15 – 30 |
対象年齢 | 10以上 |
BGG重さ具合 (高い程重量級) |
2.00 / 5 |
BGG評価 | 6.7 / 10 |
BGG全体ランキング | 7330 / 約13000 |
BGGジャンルランキング | – |
BGGカテゴリー | カードゲーム、ウォーゲーム |
BGGメカニズム | – |
その他要素 | オーガ、オーガ大量発生、「悪いなのび太、このゲームは二人用なんだ」 |
※上記データは 2016/12 時点 最新BGGへ
この作品は「オーガ」の派生品でして、元はパソコンゲームになるのかな?
元の方は1980年前後ぐらいに発売されたそうです
ゲームシステムは、超戦車”オーガ”を1車両操るプレイヤーと、通常の戦車などを複数車両操るプレイヤーとに分かれて対戦する、という”1”対”多”のゲームでした
”1”対”多”のゲームなんて珍しいと私は思うのですが、実際どうだったんでしょうね
あ、私はオーガを遊んだのはこのゲームが始めてです
少し前にはボードゲーム版も発売されました
このゲームでは、二人用対戦カードゲームになっており、超戦車”オーガ”も通常の戦車なども両プレイヤーが保持しています
なので今回は”1”対”多”ではないです
「218」と名付けられた高地をめぐり、二つの陣営が戦って奪い合っている、という設定です
場にはこのようなボードが置かれ、ボードの上端と下端にはそれぞれ両陣営の司令部があります
自分から見て手前側が自分の司令部であり、相手の司令部を占領するのが目的です
このようなユニットが描かれたカードがあり、
両プレイヤーは、自分の担当色のカードを受け取って何枚か手札として持っています
残りは自分の手元に山札として置いておきます
この手元の山札は自分専用の山札です
お互いのカードの構成は全く同じになっています
それではゲームの流れについて
ゲーム終了するまでお互いに手番が巡り続けます
手番では、2ドロー&2プレイを繰り返すだけです
まず2ドロー
自分専用の山札から2枚引いて、それを手札に加えます
そして2プレイ
手札から2枚取り、場へ配置します
ざっくりと配置方法&ゲームの流れを説明すると、
最初は自分の司令部上へ置き、
続いてのカードは、場の自分のカードの基本的に上下左右に配置します
ボード中央の茶色いクレーターの部分は障害物扱いなので、カードは一切置けません
ゲームが続いていくと、こんな感じになって、
頑張って相手のカードも除去(破壊)しつつ、
相手の司令部上に自分のカードを配置出来れば勝利です
(厳密には他にも条件があるのですが)
ゲームの終了条件はもう一つあります
山札が尽きてもリシャッフルはせずにゲームを続け、お互いに手札なども全て使い果たした時です
その時は、場のユニット数(カード数)が多い方が勝ちとなります
カードについて
カードの右側には、そのユニットの性能が書かれています
性能1: 「補給」
このトラックのマスがある絵柄は、補給範囲を示しています
写真では、このユニットの上下左右のマスが補給できるマスです
補給マスというのは、要は自分のカードが置けるマス、という意味です
性能2: 「パワー攻撃」
この爆発のマスがある絵柄が、パワー攻撃の範囲を示しています
パワー攻撃は、そのユニットを配置した時の1回のみしか行われません
攻撃範囲内の敵ユニット1体を1回攻撃します
1回攻撃を加えるだけで、敵ユニットは破壊(ゲームから除去)されます
因みに、後述する他の攻撃方法全て、1回の攻撃で敵を破壊できます
つまり、耐久値の概念はありません
性能3: 「索敵」
この赤丸のマスがある絵柄は、索敵範囲を示しています
索敵というより、ロックオンみたいなイメージでしょうか
この索敵は、
このターゲットサイトのマスがある絵柄と関係してきます
このターゲットサイトは「支援攻撃」と呼び、「他の自ユニットの協力が必要な攻撃」みたいなものです
「他の自ユニットの索敵マスに敵ユニットがいて、且つ、今プレイしたユニットの支援攻撃のマスに同じ敵ユニットがいる」場合にのみ攻撃ができます
先述した「パワー攻撃」と同じく、
- 支援攻撃は、そのユニットを配置した時の1回のみしか行われない
- 支援攻撃の範囲内の敵ユニット1体を1回だけ攻撃
です
索敵マスの方は、たとえ支援攻撃で使用しても、その後も永続的に効果が発生し続けます
ユニットの性能の見方は以上です
しかし上記説明に反する特別なユニットがいます
そう! 超戦車オーガです!
ズバーーーーーン
は、始めて見ましたが、イモムシのようなオウムのような武装列車のような非常に重厚な出で立ちですすす
か、噛んでません
なんと、ゲーム中には両陣営合わせて最大4体も出てきます
オーガ大放出です
オーガは次のような例外があります
- 1枚でユニット2枚分換算する
故に、手番にて1枚で2プレイ分消費する - 2回連続攻撃が出来る
- 倒されるには計2回分の攻撃が必要
このような破損オーガカードがありまして、オーガが1回攻撃を受けると、このカードをそのオーガの上に重ねます
破損オーガは、カード右側の性能表が弱体化されます
破損オーガ・・・・・・は、始めて見ましたが、まるでSLみたいダメージを受けてもなお衰えない迫力に圧倒されますすす
か、噛んでません
最後に、この巡航ミサイルカード
このカードは手札とは別で、手元に表向きで置いて置くのですが、手番にて1プレイ分を使って(1プレイ分の代わりに)このカードを使う事が出来ます
カードの効果は、場の任意の敵ユニット1体を1回攻撃する、というものです
つ、強い
使ったら1枚分を裏向けます
因みに、ユニットの移動という概念はこのゲームにはありませんので、ユニットを配置したらそこに居っぱなしです
ルールはこんなところでしょうか
- オーガファンの方へ
- オーガが最大4体も登場
- 2人専用の軽いウォーゲームをお探しの方へ
- ルールは難しくなく、プレイ感も重くはないので何度も気軽に遊べる