ボードゲーム(カードゲーム)「キングスポートフェスティバル:カードゲーム/Kingsport Festival: The Card Game」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Gianluca Santopietro氏、Giochi Uniti社、Hobby Japan社、Tiopi社に帰属します”
邦題 | キングスポートフェスティバル:カードゲーム |
洋題 | Kingsport Festival: The Card Game |
作者 | Gianluca Santopietro |
作者の作品 | ・キングスポートフェスティバル:カードゲーム (2016) ・キングスポートフェスティバル (2014)(Andrea Chiarvesio共作) ・ホワイトチャペル (2011)(Gabriele Mari共作) など |
国内取扱メーカー | ホビージャパン |
発売年 | ・原作 2016 ・日本語版 2016 |
定価 | 3888 |
プレイ人数 | 3 – 5 |
BGG ベスト人数 | - (推奨: – ) |
プレイ時間 | 30 |
対象年齢 | 13 以上 |
BGG 重さ具合 (高い程重量級) |
2.00 / 5 |
BGG 評価 | 5.8 / 10 |
BGG 全体ランキング | – / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | – |
BGG カテゴリー | カードゲーム |
BGG メカニズム | – |
その他要素 | クトゥルフ、デッキ構築、ダイスロール |
★エラッタ | 公式サイトへ |
※上記データは 2017/01 時点 最新はBGGサイトへ
クトゥルフ神話シリーズのボードゲーム「キングスポートフェスティバル」のカードゲーム版です
- クトゥルフ神話: Google画像検索、Wikipedia
- クトゥルフ: Google画像検索、Wikipedia
ボードゲーム版は持っていないので違いは分かりませんが、説明書には「完全に別物だよ」と書いてありました
ゆるい デッキ構築 っぽいゲームです
一般的なデッキ構築と大きく違うところを挙げると、
でしょうか
クトゥルフは殆ど知らないのですが、設定では私達は邪教徒となって旧神を祈祷して味方になってもらい、正義の味方が乗り込んでくるのを振り払いつつも、最も貢献する事を目指す、という感じでしょうか
カードの左下のこの緑色のアイコンが 勝利点 です
カードは種類毎に分け、サプライ として場に並べられています
(全カードは並べられなかったので、一部だけ並べています)
ゲーム中はサプライからカードをどんどん獲得して手札にしていきます
ゲーム終了時に手札の勝利点を合計し、より高いプレイヤーが邪教徒の鑑です
ゲームは全9ラウンド行ってゲーム終了です
1ラウンド分は、手番一周分です
手番では、次のステップを順に行います
ステップ1: ダイス1個を獲得して振る
因みに、この灰色ダイスは使わずにずっと持っておく事も出来るのですが、全部でたったの5個しかなく、1人で2個とか3個持ち続けていると他プレイヤーの分が少なくなります
恐らく敢えて5個にしている筈ですので、状況によっては敢えて自分のダイスは使わないようにする戦略はアリなのかと思います
▼▼ 2017/01/29 追記 ▼▼
説明書には手番中で使わなかった灰色ダイスは全て捨てるか否かの記載は無いので、私は持ち越せるものだと思っていたのですが、実際に遊んでみたところ、持ち越さない方がゲームになったのでそれが正しいのかもしれません
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ステップ2: 手札から好きなだけカードを プレイ する
カードの下側に、プレイ 時の効果が書かれています
コストもこのテキスト内に書いてありますが、コストゼロのものもあります
SAN値(正気度)というクトゥルフではお馴染みの体力のようなものがあり、どのカードのコストもSAN値で支払います
このダイスは降る事はなく、 カウンター として使います
なので例えば、現在のSAN値が8ならば、8の出目にして目の前に置いておきます
SAN値が増減すれば、その都度それに合わせて出目も増減させます
SAN値がゼロになってしまったら、1以上になるまではゲームから一時的に抜けます
カード効果のほとんどは、新たに灰色ダイスを獲得する系です
プレイ したカードは捨て札にはせず、ひとまず目の前に出しっ放しにして置きます
ステップ3: 手元の灰色ダイスを消費し、サプライのカードを1枚獲得する
カードの上側には、そのカードを獲得する為のコストが示されています
好きなカード1枚のコストを、手元の灰色ダイスで支払い、そのカードを獲得します
ステップ4: 探検者の襲撃ラウンドなのであれば、襲撃処理を行う
ゲーム開始前にランダムで選ばれたカード1枚が、場に 表向き で置かれています
残りのカードは使いません
探検者カードの下側には、その探検者が私達を3回襲撃してくるラウンド数と、そのラウンド毎の戦力値が書かれています
写真では、
- 襲撃1: 3ラウンド目・戦力値1
- 襲撃2: 6ラウンド目・戦力値3
- 襲撃3: 9ラウンド目・戦力値5
今回が襲撃してこないラウンドなら、このステップは飛ばします
襲撃してくるラウンドなら、手札から好きなだけカードをプレイして探検者と闘います
コストは一切必要ありません
今プレイした全てのカードの戦力アイコン数と、探検者の戦力値とを比べ、差分のSAN値を得ます
ステップ5: 今回の手番でプレイした全てのカードを、手札に戻します
これで手番終了です
まとめると、
- ステップ1: 場の灰色ダイス1個を獲得して振り、手元に置く
- ステップ2: 手札から好きなだけカードを プレイ する (コストはSAN値)
- ステップ3: 手元の灰色ダイスをコストとして消費し、サプライ のカードを1枚獲得し、手札へ加える
- ステップ4: 探検者の襲撃ラウンドなのであれば、襲撃処理を行う
襲撃処理では、ノーコストで好きなだけカードをプレイし、探検者との戦力値を比べ、差分のSAN値を得る - ステップ5: 今回の手番でプレイした全てのカードを、手札に戻します
です
探検者カードの下辺りには、探検者の能力が書かれていて、今回のゲーム中にずっと私達に降り掛かってくる障害となります
ルールはこんなところでしょうか
- クトゥルフシリーズ
- カードが大きくて、絵柄を楽しめるよう配慮されている
- かんたんな デッキ構築 のようなゲームで、ルールも難しくなく、プレイ時間30分なので気軽に遊べる
- 旧神カードの効果は同じ系統のものが多い為に覚えやすい