世界の七不思議

ボードゲーム(カードゲーム)「世界の七不思議/7 Wonders」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Antoine Bauza氏、Repos Production社に帰属します”

邦題 世界の七不思議
洋題 7 Wonders
作者 Antoine Bauza (アントワーヌ・ボゥザ)
作者の作品 ・オケアノス (2016)
・世界の七不思議:デュエル (2015)(Bruno Cathala共作)
・星の王子さま:その先の物語 (2015)(Bruno Cathala共作)
・士魂~サムライスピリット (2014)
・星の王子さま ボードゲーム (2013)(Bruno Cathala共作)
・東海道 (2012)
・ドクターシャーク (2011)(Bruno Cathala共作)
・タケノコ (2011)
・世界の七不思議 (2010)
・花火 (2010)
・ゴーストストーリー (2008)
など
国内取扱メーカー ホビージャパン
発売年 ・原作 2010
・日本語版 2011
定価 6480
プレイ人数 2 – 7
BGG ベスト人数 4 (推奨: 3 – 7 )
プレイ時間 30
対象年齢 10 以上
BGG 重さ具合
(高い程重量級)
2.34 / 5
BGG 評価 7.8 / 10
BGG 全体ランキング 30 / 約13000
BGG ジャンルランキング ・ファミリーゲーム: 1 / 約1500
ストラテジー ゲーム: 31 / 約1600
BGG カテゴリー 古代、カードゲーム、建設、文明
BGG メカニズム ドラフト、ハンドマネジメント、セットコレクション、同時アクション選択、プレイヤー別特殊能力
その他要素 「7」

※上記データは 2017/01 時点 最新BGGへ

 

 

カードゲームでして、このようなカードを使います

こちらは 表面

 

 

 

 

こちらが 裏面 です

「Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ」はそれぞれ「第一時代/第二時代/第三時代」を示していて、最初は第一時代のカードを使います

第一時代が終わったら今度は第二時代のカードを使い、その時代も終わったら最後の第三時代を使います

第三時代が終わったらゲーム終了で、勝利点がより多いプレイヤーが勝者です

勝利点は様々な方法で獲得できますので後程紹介します

 

 

 

それではゲームの流れについて

第一時代のカードを各プレイヤーへ8枚ずつ配ります

このゲームはカード ドラフト というシステムを採用しています

 

 

 

全員一斉に、配られた8枚から自分が欲しい1枚を自分の目の前に伏せて出し

 

 

 

 

 

残った手札を左隣のプレイヤーの脇に伏せておきます

 

 

 

 

 

先程自分が獲得した1枚を「せーのっ」で全員一斉に公開し(公開せずに別の選択肢を取ることも出来ますが後述)、コストを支払ったりカードの効果を処理します(これも全員同時に)

カードは捨てたりはせずに、ずっと目の前に残り続けます

 

 

これで1回分のドラフトが終わりです

 

続けて2回目のドラフトとして、右隣のプレイヤーが置いてくれた手札を手に取り、先ほどと同様に1枚を自分の目の前に伏せて置き・・・という風にドラフトを続けていきます

7回ドラフトしたら1時代分が終了します

なので、最初に配られた各8枚の内、7枚分はプレイヤーが獲得していき、残り1枚は捨て札になります

第二〜三時代も、第一時代と同じように行いますが、

第二時代だけはドラフトは時計回りで行います

 

流れはこんなところでしょうか

 

因みに、このゲームでは手番を順番に回していくことは一切なく、終始全員一斉に処理しますので、ダウンタイムが少なくてサクサク進みます

 

 

 

それでは次にカードについて

ドラフトで獲得したカードを表向ける時には、コストを支払います

カードの左上がコストを示しています

コストとして扱われるのは大きく三種類ありまして、

 

 

 

 

コスト1: 茶色のカードから生み出される資源

 

 

 

 

 

コスト2: 灰色のカードから生み出される資源

 

 

 

 

 

コスト3: お金

 

 

 

 

 

です

 

カードの効果はカード上部に描かれていて、茶色と灰色のカードは、描かれている資源を生み出し続けてくれ、無くなったりすることはありません

 

 

 

 

 

もしコストが足りない場合は、両隣のプレイヤーのどちらかが資源を持っているなら、そのプレイヤーへ2金を支払って買うことも出来ます

 

 

 

 

 

コスト支払い後にカードの効果を処理します

例えば、これは5金を入手します

 

 

 

 

 

これはゲーム終了時に 勝利点 を得ます

 

 

 

 

 

これは右隣りのプレイヤーから資源を買う時に1個1金になります

 

 

 

 

 

これは両隣のプレイヤーが持っている茶色のカード枚数分の勝利点を入手する他力本願なカード

 

 

 

 

これは軍事カード

1時代分が終わる毎に両隣のプレイヤー間で戦争フェイズを行います

お互いの戦力を比べて、勝つと勝利点が得られ、負けるとマイナス点になります

 

 

 

 

カードドラフトで1枚受け取って「せーのっ」でめくる時ですが、めくらずに別の選択肢が2つあります

 

 

 

 

選択肢1: めくらずに伏せたまま捨て札にし、3金を得る

 

 

 

 

 

選択肢2、の説明の前に・・・

このような文明ボード7つありまして(七不思議ですから)

 

 

 

 

 

ゲーム開始前に全員へ1枚ずつ配り、各自は個人ボードとして手元に置いておきます

文明毎に内容は異なっていて、更に表・裏面でも異なる内容になっていますので全14種類もあります

 

 

左上が初期資源

 

 

 

 

 

下部がその文明の象徴である”ワンダー”に関するものです

 

 

 

 

 

話を戻しまして選択肢2ですが、

めくらずに伏せたままでカードを個人ボード下に挿し込み、そこに示されたコストを支払って、挿し込んだ部分に示されたワンダー効果を得ます

 

 

 

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

 

 

  • 数々の賞を受賞した ドラフト ゲームの傑作
    絶対に一度は遊んだ方がいいゲームです
  • BGG ファミリーランキング1位
  • 7人までプレイ可能
    七不思議ですから
  • 終始同時解決なので、大人数になっても ダウンタイム がなく、プレイ時間も変わらない
    ボドゲオープン会で重宝します
  • プレイ感も軽くサクサク進み、30分程で終わるので気軽に何度でも遊べる
  • 自分の文明、両隣のプレイヤーの文明やカード状況、カードドラフト・・・様々なものが絡み合って奥深さを生み出しつつも、ルールはさほど難しくない
  • 初心者もゲーマーも包み込んでくれる懐の深さがある
  • ヘビーローテションOK
  • デジタルゲームで例えると、スマブラのような立ち位置