”当作品の画像の著作権は、
Denis Blanchot氏に帰属します”
邦題 | ドブル |
原題 | ・(原作) Dobble: Kostenlose Demoversion ・(米版) Spot it! |
作者 | ・Denis Blanchot |
作者の別作品 | ・ドブルキッズ (2012) など |
国内取扱メーカー | ホビージャパン |
発売年 | ・原作 2009 ・日本語版 2012 |
定価 | 1944 |
プレイ人数 | 2 – 8 |
BGGベスト人数 | 4 – 5 (推奨: 2 – 8 ) |
プレイ時間 | 15 |
対象年齢 | 6以上 |
BGG重さ具合 (高い程重量級) |
(米版) 1.04 / 5 |
BGG評価 | (米版) 6.8 / 10 |
BGG全体ランキング | (米版) 735 / 約13000 |
BGGジャンルランキング | (米版) パーティーゲーム: 65 / 約420 |
BGGカテゴリー | (米版) カードゲーム、キッズゲーム、教育、パーティーゲーム、リアルタイム、スポーツ |
BGGメカニズム | (米版) パターン認識 |
その他要素 | 反射神経 |
※上記データは 2016/12 時点
ボードゲームをテーマにした漫画【放課後さいころ倶楽部】3巻にて紹介されたゲームでもあります
内容物は、このようなカードのみです
色々なシンボルが描かれていて、2枚のカードを見比べると、必ずたった1つだけ、同じシンボルが描かれています
例えばこの2枚を見比べると、
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・「唇」ですね
先程の左手のカードはそのままで、右手のカードを別にして比べると、
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・「チーズ」ですね
摩訶不思議
因みに、シンボル同士は大きさが少し違うだけで、色や絵柄は全く変わりません
このゲームには5種類の遊び方があります!
どの遊び方であっても共通の目的があります
それは、いち早く上記のような同じシンボルを探し、そのシンボルを宣言する事です
宣言の仕方は、そのシンボルを見て感じるがままの適当な名称で宣言して構いません
ですが適当といっても、一応他の人から見て「分からなくもない」程度の名称に留めましょう
例えばこれは、雪の結晶とか、雪印とか
これは、人間
ボードゲーマーなら、ミープル、ワーカーとかですかね
これは、陰陽師とか、勾玉とか?
これは、パチパチ君、エヘン虫とか
この子は、ドブル君という名前です
是非呼んであげて下さい
漫画好きな方でしたらミギー
では遊び方5つの内の3つ程を紹介します
どの遊び方でも、スタートの合図と共に全員一斉に行動を開始します
また、基本的には誰かが同じシンボルを見つけて宣言しても、そこでゲームは終わらずに続ける事になります
遊び方1: 「タワーリングインフェルノ」
共有の場に山札を置き、各プレイヤーにカード1枚を配り、自分の目の前に 表向き で置きます
スタートの合図と共に、山札を1山ごとひっくり返します
全員一斉に、自分の手元のカードと、共有の場の山札の一番上のカードとを見比べ、同じシンボルを探します
同じシンボルを見つけたらそのシンボルを宣言しつつ、山札から1枚獲得し、
そのカードを自分の目の前にあるカード上に重ねます
ここで終わりではなく、引き続き自分の目の前にあるカードと、山札の一番上のカードとを見比べ、同じシンボルを探します
山札が無くなったらゲーム終了です
獲得した枚数が多いプレイヤーが勝ち
遊び方2: 「アツアツポテト」
全員、手のひらを差し出し、その上にカードを1枚ずつ伏せて置いていきます
余った山札はひとまず使いません
スタートの合図と共に、全員一斉に自分の手のひら上のカードをめくります
全員一斉に、自分の手のひら上のカードと、誰でもいいので他人の手のひら上のカードとを見比べ、同じシンボルを探します
同じシンボルを見つけたら、そのシンボルを宣言しつつ、自分の手のひら上のカードを、相手の手のひら上のカードに重ねてあげます
手のひらに置いたアツアツポテトを、他人に押し付けるって設定ですね
ひどい
カードを渡したプレイヤーは、勝者となってゲームから一旦抜けます
カードを渡されたプレイヤーは、引き続き、自分の手のひら上の一番上にあるカードと、他人の手のひら上のカードとを見比べます
手のひらにカードを2枚以上置いているプレイヤーは、他人のカードと同じシンボルを見つけた場合には、そのシンボルを宣言し、自分の手のひら上の全てのカードを相手の手のひらに重ねて置きます
残りプレイヤーが1人だけになったら、1回分のゲームが終了です
そのプレイヤーは、手のひら上のカードを自分の目の前に置いておきます
今回使わなかった残りのカードを使い、ゲームを続けます
ゲーム終了は、残りカードを使い切るか、予め決めておいた回数までやります
終了後、獲得したカード枚数が多いプレイヤーの負けです
3つ目の遊び方を説明する前に、オススメな遊び方を紹介します
ルールブックにも書かれていることなのですが、5つの遊び方全てを連続で遊び、それぞれの勝敗はポイント制にして集計し、5つを通してより高得点のプレイヤーが勝者となるやり方です
何故このやり方がオススメなのかといいますと、次の3つ目の遊び方のルールは、トッププレイヤー叩きが出来るために逆転が起こりやすいからです
なのでこの3つ目の遊び方は、5種類の内の最後に遊びましょう
実際に遊ぶ時には、最後の遊び方のルール説明ののち、全員のポイントを集計し、現時点での順位を発表していきましょう
そして、トッププレイヤーが誰なのかを強調して公表し、煽りに煽りましょう
さて、ではその最後の遊び方について
題して、「毒された贈り物」です
名前からしてやばい雰囲気です
各プレイヤーはカード1枚を受け取り、自分の目の前に伏せて置きます
そして共有の場に山札を1山ごとオープン状態にしておきます
スタートの合図と供に、全員一斉に、自分の目の前のカードをひっくり返します
全員一斉に、山札の一番上のカードと、自分以外の他人の目の前にあるカードとを見比べます
同じシンボルを宣言し、山札の一番上のカード1枚を、
対応する相手の目の前にあるカード上に重ねて置きます
山札が無くなる迄ゲームを続け、無くなったらゲーム終了です
自分の目の前にあるカードが1番多いプレイヤーと、2番目に多いプレイヤーが減点となります
ルールはこんなところでしょうか
- とってもかんたんルール
リアルタイムなのでワイワイ盛り上がる
子供と一緒に
実際子供に大ウケだそうで、駄々をこねる程に欲しがるんだそうです(ホビージャパン談) - 絵柄もかわいいし、サクッと短時間で終わるので、初心者へも出しやすい
- 大人数でも遊べる
- 小箱で安く、携帯性もよい
- フランス、アメリカでは大ヒットしているそうで、日本でもホビージャパンの年間販売数ランキングで断トツ差で1位を取り続けています
- 5種類目の最後のゲームでトッププレイヤーの悲鳴聞くのが楽しい