ボードゲーム「チケットトゥライド:レイル&セイル/Ticket to Ride: Rails & Sails」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Alan R. Moon氏、Days of Wonder社に帰属します”
邦題 | チケットトゥライド:レイル&セイル |
洋題 | Ticket to Ride: Rails & Sails |
作者 | Alan R. Moon (アラン・ムーン) |
作者の作品 | ・エアラインヨーロッパ (2011) ・黄金の島イスラドラーダ (2010)(Andrea Angiolino、Bruno Faidutti、Pier Giorgio Paglia共作) ・ダイアモンド(リメイク:インカの黄金) (2006)(Bruno Faidutti共作) ・チケットトゥライド (2004) ・10デイズインヨーロッパ (2002)(Grafik Studio Krüger、Aaron Weissblum共作) ・サンマルコ (2001)(Aaron Weissblum共作) ・ユニオンパシフィック (1999) ・エルフェンランド (1998) など |
国内取扱メーカー | ホビージャパン |
発売年 | ・原作 2016 ・日本語版 2016 |
定価 | 10260 |
プレイ人数 | 2 – 5 |
BGG ベスト人数 | 4 (推奨: 2 – 5 ) |
プレイ時間 | 90 – 120 |
対象年齢 | 10 以上 |
BGG 重さ具合 (高い程重量級) |
2.92 / 5 |
BGG 評価 | 7.4 / 10 |
BGG 全体ランキング | 1550 / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | – |
BGG カテゴリー | 鉄道、旅行 |
BGG メカニズム | カードドラフト、ハンドマネジメント、ルート構築、セットコレクション |
その他要素 | – |
※上記データは 2017/02 時点 最新BGGへ
チケライシリーズはたくさん発売されていますが、これはこれ単体で遊ぶ事が出来ます
タイトル通り、鉄道と船によるチケライです
2つのマップ(世界マップ、北米の5大湖マップ)がありまして、遊び方も若干異なっていますので1つで二度美味しい仕様です
ただ、お値段の方も二度分になっている気がしなくもないですが、コンポーネント はその分多くなっています
通常のチケライを知っているものとして紹介していきますので、どうぞ宜しくお願いします
また、2つのマップでの遊び方は、そのほとんどが一緒ですので、まずは共通ルールから説明していきます
もの凄くでかいです
54×97あります
五大湖は、スペルオール湖、ミシガン湖、ヒューローン湖、エリー湖、オンタリオ湖からなります
- 五大湖: Google画像検索、Wikipedia
- スペルオール湖: Google画像検索、Wikipedia
- ミシガン湖: Google画像検索、Wikipedia
- ヒューローン湖: Google画像検索、Wikipedia
- エリー湖: Google画像検索、Wikipedia
- オンタリオ湖: Google画像検索、Wikipedia
ゲーム終了時に 勝利点 がより多いプレイヤーが勝者です
勝利点の増減は、次の4つによります
勝利点1: メインボード上にコマを置く
勝利点2: 目的地カード
ゲーム終了時までに目的地カードに示された都市間をコマで繋げていると、そのカードに示された勝利点を得ます
繋げられていないと、逆にマイナス点として得ます
勝利点3: 港コマ
各プレイヤーは港コマを3個ずつ持っているのですが、ゲーム終了時に手元に残っていると、1つ毎に何点かマイナスになります
置き方は後述します
置いていると、その都市が目的地カードに示された都市と一致している場合に何点か勝利点が得られます
勝利点4: コマの交換
各プレイヤーは、鉄道コマと船コマを持っているのですが、ゲーム開始時の持てる総数が決まっていて、各自鉄道と船のコマ数を決めなければなりません
例えば、総数60であれば、鉄道20、船40という具合
ゲーム中に、手持ちの鉄道か船を、ゲームから除外した鉄道か船と交換できるアクションがあるのですが、交換数に応じて勝利点がマイナスされます
勝利点は以上です
最長ボーナスや、最多目的地カードボーナスはありません
それではゲームの流れについて
ゲーム終了するまで手番が巡り続けます
手番では、次の5つのアクションから1つを実行して手番終了となります
アクション1: カードをプレイして鉄道か船のコマを置く
カードを プレイ して、
当然ですが、大陸ルートであれば鉄道コマ、航海ルートであれば船コマを置きます
マスの色に一致する色のカードを、ルート一本のマス数分の枚数をプレイします
カードには、鉄道カード、船カードがあり、それぞれ対応するルートでしか使えません
これ1枚で2マス分に船コマを置くことが出来ます
アクション2: カードを2枚補充する
鉄道と船の山札があり、それぞれ3枚ずつ公開されて並べられていますので、
公開札を取った場合は、すぐさま山札からめくられるのですが、鉄道と船のどちらの山札からめくってもよいです
その為、公開札が船ばかりになる、という状況もありえます
アクション3: 目的地カードを引く
アクション4: 港コマ1個を置く
先述の通り、港アイコンがある都市に港コマを置くのですが、まず前提条件として、その都市に自分の鉄道コマか船コマを繋げていなければなりません
その上でコストとして、
アクション5: 手持ちの鉄道コマか船コマを好きなだけ交換する
ゲームから除外した鉄道か船と1:1で好きなだけ交換できますが、その分勝利点を失います
アクションは以上です
上記アクションのどれか1つを実行したら手番終了となります
手番を続け、誰かの手持ちの鉄道と船のコマの総数が規定数以下になったら、手番を2巡まわしてゲーム終了となります
2つのマップの共通ルールはこんなところでしょうか
世界マップの方には以下のルールもあります
パンデミックなどと同じですね
このようなマスに鉄道コマを置くには、1マス毎に同色2枚の鉄道カードが必要です
例えば、3マスからなるペアルートの場合、赤4枚と青2枚、という具合です
3つ以上の目的となる都市が描かれていて、各都市に数字が割り振られているので、その順番通りに都市を繋げられたなら、左下の勝利点が得られます
順番通りでないけど全ての都市を繋げられたなら、その右隣りの勝利点を得られます
全ての都市を繋げられなかったなら、右下のマイナス点を得ます
それにしても、コマを置いた順番を示すものは何もないので、順番に繋げられたかどうかは自己申告となってしまう
ルールは合っているのだろうか・・・・・・
世界マップの専用ルールはこんなところでしょうか
五大湖マップの方にも専用ルールはありますが、大きく変わるものではないので省きます