ボードゲーム「マギvs.ドラゴン/Zauberschwert & Drachenei」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Jochen Schwinghammer氏、Adlung-Spiele社、Group SNE社、cosaic社に帰属します”
邦題 | マギvs.ドラゴン |
洋題 | Zauberschwert & Drachenei |
作者 | Jochen Schwinghammer |
作者の作品 | - (日本では流通なし) |
国内取扱メーカー | cosaic |
発売年 | ・原作 2003 ・日本語版 2015 |
定価 | 1944 |
プレイ人数 | 2 – 4 |
BGG ベスト人数 | 3 – 4 (推奨: 2 – 4 ) |
プレイ時間 | 45 |
対象年齢 | 12 以上 |
BGG プレイ感 | 1.94 / 5 |
BGG 評価 | 6.1 / 10 |
BGG 全体ランキング | 4217 / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | ・ストラテジー: 1308 / 約1600 |
BGG カテゴリー | ブラフ、カードゲーム、ファンタジー、対戦、交渉 |
BGG メカニズム | 競り、セットコレクション、交換 |
その他要素 | – |
※上記データは 2017/03 時点 最新BGGへ
私達はマギ(コトバンクへ)となってモンスターと戦い、他のプレイヤーと時には共闘し、時には出し抜いていき、勝利点 をより多く獲得したマギが超(スーパー)マギとなります
勝利点について
勝利点は次の3つにより得られます
勝利点1: モンスターを倒す
倒せばモンスターカードに示された勝利点などの報酬を得られます
倒す時のマギの人数によって、報酬量が異なってきます
勝利点2: 秘宝カード
アイコンが一致するモンスターカードを倒した時に、その悲報カードに示された勝利点などの追加報酬が得られます
秘宝カードは、1度手元に並べたらゲーム終了までずっと残り、効果を発揮し続けます
勝利点3: 聖地カード
聖地カードやモンスターカード、秘宝カードなどが混ざった山札があり、
2枚めくられて場札となっています
そして場札を1枚ずつ処理していくことになるのですが、聖地カードの処理は「カードに示された勝利点などの恩恵を得る」という内容となります
勝利点要素は以上です
ゲームの流れについて
ゲーム終了するまでラウンドを続けます
1ラウンド分は、次の5つのフェイズを順に実行してラウンド終了となります
フェイズ1: 山札から場札2枚を用意する
フェイズ2: 全員、魔力トークン2枚を受け取る
魔力トークンは、モンスターを倒すのに使ったり、他プレイヤーと競りをする時に使います
フェイズ3: 1人ずつ、マギカードを好きな方の場札近くに置くか、パスをする
パスを選択したプレイヤーへは、魔力トークン1つが与えられます
全員選択し終わったら、次のフェイズへ進みます
フェイズ4: 場札を1枚ずつ処理していく
場札を処理する時は、その場札近くにマギカードを置いているプレイヤーだけが対象となります
写真では、左の場札は赤プレイヤーのみ、右の場札は黃・青プレイヤーが対象となります
場札処理の種類としては、モンスターカードと戦ったり、魔力トークンや勝利点、秘宝カードや呪文カードを入手できます
呪文カードについて
呪文カードというのは、獲得したら手元に並べ、以降無料で何度でも恩恵を得られます
効果としては、
- フェイズ2の魔力トークンを得る時に、追加の魔力トークンを得られる
- 聖地カードで勝利点を得る時に、追加の勝利点を得られる
- 他プレイヤーの魔力トークンを奪う
などがあります
もし、呪文カードに複数人のマギカードが置かれた場合は、競りが行われます
何巡も入札の権利が周っていくタイプの競りです
落札したら魔力トークンで支払いをします
モンスターカードについて
モンスターの倒し方は、左下あたりの赤数字(耐久値)分の魔力トークンを消費すればOKです
モンスターカードに1人しかマギカードが置かれていない場合は、当然そのプレイヤーだけで必要な魔力を負担するのですが、
複数人のマギカードが置かれているなら、そのプレイヤー達で魔力を負担します
写真では、赤・青プレイヤーが半分ずつの魔力を支払って倒します
・・・の筈なのですが、抜け駆けして1人で倒す事が出来ます
まず、モンスターカードにマギカードを置く時は、共闘するかを相談する事が出来ます
そして、実際にそのカードを処理する時には、全員に共闘するか否かの意思確認をします
誰か1人でも、
「つえー奴を見るとオラわくわくしてくっぞー
オラ1人でやらすてくれよ、なっ!」
と宣言したのであれば、競りが行われます
何巡も入札の権利が周ってくるタイプの競りです
落札者はその分の魔力を支払い、1人でモンスターを倒したことになり、報酬もそのプレイヤーだけでガメます
フェイズ5: 秘宝カードの交換&プレイ
それを揃える為に他プレイヤーとカード交換の交渉を何度でもできます
それが終わったら、各自手元に秘宝カードを何枚でもプレイできます
以上のフェイズ5つを順に行ったら、1ラウンド分が終了です
ラウンドを続け、山札が尽きて場札2枚を用意できなくなったら即座にゲーム終了となります
ルールはこんなところでしょうか
- 時には共闘、時にはわくわくしちゃって1人で挑んだり
- 場札に呪文カードが出てきた場合でも、競りになって高騰してしまうのか、それとも1人だけでタダで獲得できるのか
無論競りにになる事が圧倒的だが - どの場札へマギカードを置くのかが悩ましく、ブラフ ありの一時的な協力などが楽しい作品