宝石の煌き

ボードゲーム「宝石の煌き/Splendor」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Marc André氏、Space Cowboys社に帰属します”

邦題 宝石の煌き
洋題 Splendor
作者 Marc André
作者の作品 ・バロニィ (2015)
・宝石の煌き (2014)
・ボンボン (2011)
など
国内取扱メーカー ホビージャパン
発売年 ・原作 2014
・日本語版 2015
定価 5400
プレイ人数 2 – 4
BGG ベスト人数 3 (推奨: 2 – 4 )
プレイ時間 30
対象年齢 10 以上
BGG プレイ感 1.84 / 5
BGG 評価 7.6 / 10
BGG 全体ランキング 92 / 約13000
BGG ジャンルランキング ・ファミリー: 9 / 約1500
BGG カテゴリー カードゲーム、経済、ルネサンス
BGG メカニズム カードドラフト、セットコレクション
その他要素

※上記データは 2017/03 時点 最新BGGへ

 

 

Marc André 氏の名を知らしめた大人気ゲームです

宝石商となって規定の 勝利点 をいち早く獲得することが目的です

 

このような発展カードというものがありまして、

 

 

 

 

 

左上が勝利点です

 

 

 

 

 

カードが場に並んでいますので、

 

 

 

 

 

コストを支払って獲得し、

 

 

 

 

 

手元に並べていきます

 

 

 

 

 

複数枚になったらこのように色別にして少しずらして重ねます

 

 

 

 

 

他の勝利点として、このような貴族が描かれたタイルがありまして、

 

 

 

 

 

このタイルの左上にも勝利点が書かれています

 

 

 

 

 

貴族タイルも場に並んでいます

獲得するには、

 

 

 

 

左下あたりに獲得条件が示されていまして、このアイコンの色は、

 

 

 

 

 

先程の発展カードの右上の宝石の色とリンクしています

 

 

 

 

 

獲得条件のアイコン色のカード全てを持っていれば、

 

 

 

 

 

自動的に場から獲得され、

 

 

 

 

 

手元に並べます

 

 

 

 

 

 

勝利点の要素は以上です

 

 

 

 

ゲームの流れについて

ゲーム終了するまで手番が巡り続けます

手番では、次の3つのアクションから1つを実行して手番終了となります

 

アクション1: 宝石チップを獲得する

このような宝石チップがありまして、これはお金のようなものです

 

 

 

 

 

カジノなどで使われるチップと同じで、硬質で程よい重みがあり、高級感があります

 

 

 

 

サプライ に置かれていて、取り方が2通りあります

 

 

 

 

 

 

取り方1: チップ3枚を、全てが異なる色で1枚ずつ取る

 

 

 

 

 

 

 

取り方2: 1色分のチップを2枚取る

但しその色が、取る前の枚数が4枚以上でなければなりません

サプライのチップは有限で、枯渇する事がよくあります

 

 

 

手持ちのチップは公開で、上限は10枚と決まっています

(サプライのチップも含めて)チップ枚数は非常に重要ですので、分かり易いように並べておきましょう

 

 

 

 

 

 

アクション2: 場のカードを1枚、「予約」として獲得する

場札から1枚取る、又は、

 

 

 

 

 

山札から1枚取り、

 

 

 

 

 

手元に伏せて並べます

加えて、

 

 

 

 

サプライの黄金のチップ1枚も獲得します

この黄金チップはワイルドで、予約アクションの時しか獲得できません

予約カードは3枚まで持つことが出来、以降の手番でコストを支払って本獲得できます

予約状態のままゲーム終了すると、そのカードの勝利点はもちろん貰えませんが、特にペナルティもありません

 

 

 

アクション3: カードを1枚獲得する

場札1枚か、又は、

 

 

 

 

 

アクション2で予約していた1枚を、

 

 

 

 

 

カード左下のコスト(宝石チップ)を支払って獲得します

 

 

 

 

 

カード右上の宝石アイコンの意味は、コストを支払う時にその宝石1個分が不要になります

永続効果なので手元から無くなったりしません

 

 

 

例えば、手持ちカードがこうで、

 

 

 

 

 

このカードを獲得する時には、白1枚だけ支払えばよいのです

 

 

 

 

 

 

アクションは以上で、まとめると、

  • アクション1: サプライから宝石チップを獲得する。 取り方は次の二通り
    ・チップ3枚を、全てが異なる色で1枚ずつ取る
    ・1色分のチップを2枚取る
  • アクション2: 場のカードを1枚「予約」として獲得し、黄金チップ1枚も貰う
  • アクション3: 場のカードを1枚、コストを支払って獲得する
    「予約」していたカードのコストを支払って本獲得してもよい

となります

上記3つのアクションから1つを実行したら手番終了です

手番を続け、誰かが勝利点15点以上になったら最後手番プレイヤーまで手番をまわしてゲーム終了し、勝利点がより多いプレイヤーが勝者となります

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

 

 

  • シンプルめなルールなのに奥深いゲーム性の傑作品
  • 「自分は欲しくないカードだが、”予約”でカットするべきか」や、サプライの宝石チップを枯渇させて相手に獲得されないようにしたり、などの戦略も
  • プレイ時間も長くはなく、お買い物ゲームとして初心者の方も楽しめる
  • どのカードが強いかの目利きができるようになり、他プレイヤーの動向も観察できる余裕を持てるようになれば、俄然面白くなる筈です
  • ヘビーローテーションにも耐えうる