ボードゲーム「カタン/Catan」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Klaus Teuber氏、KOSMOS社、GP社に帰属します”
邦題 | ・カタン ・カタン スタンダード版 ・カタンの開拓者 ・カタンの開拓者たち ・カタンの開拓者たち スタンダード版 |
洋題 | ・(独)Die Siedler von Catan ・(英)Catan |
作者 | Klaus Teuber (クラウス・トイバー) |
作者の作品 | ・密輸業者 (2016・Benjamin Teuber共作) ・王国騒動 (2015・Benjamin Teuber共作) ・ノルダーヴィント (2014) ・レーベンヘルツ新版 (2003) ・レーベンヘルツ旧版 (1997) ・カタン (1995) ・Wacky Wacky West/ドルンタードルーバー (1991) ・バルバロッサ (1988) など |
国内取扱メーカー | ジーピー |
発売年 | ・原作 1995 ・日本語版 ? |
定価 | 4104 |
プレイ人数 | 3 – 4 |
BGG ベスト人数 | 4 (推奨: 3 – 4 ) |
プレイ時間 | 60 |
対象年齢 | 8 以上 |
BGG プレイ感 | 2.36 / 5 |
BGG 評価 | 7.3 / 10 |
BGG 全体ランキング | 230 / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | ・ファミリー: 38 / 約1500 ・ストラテジー: 231 / 約1600 |
BGG カテゴリー | 交渉 |
BGG メカニズム | ダイスロール、ハンドマネジメント、組み立て式ボード、ルート構築、交換 |
その他要素 | – |
※上記データは 2017/03 時点 最新BGGへ
金字塔の ボドゲ「カタン」です
1995年に発売され、今もなお世界中の人々に遊ばれており、世界大会も開催されています
世界で一番売れている ドイツゲーム かと
ボードゲームに明るくない方でも、カタンだけは知っている、という方もいらっしゃいますね
(ただ、2017年現在ではボードゲームがメディアに取り上げられることが多くなっており、カタンではなく、また名作ドイツゲームでもなく、同人作品が多く紹介されていますね
映画や漫画を全く知らない人に対し(そんな人いませんが)、自作映画やオリジナル同人誌から勧めているのです
・・・非常に悲しいです
愚痴になってしまいました、すみません)
因みに、カタンのタイトルは、
- 「カタン」
- 「カタン スタンダード版」
- 「カタンの開拓者」
- 「カタンの開拓者たち」
- 「カタンの開拓者たち スタンダード版」
と、様々ありますが、全部同じものです
カタン: Wikipedia
ルール量は普通で、1時間ほどなので 中量級 ではあるのですが、初心者にとっては 重ゲー に感じることでしょう
私達は未開の地であるカタン島を開拓していく事になります
これで完成
ですので、毎回違った盤面で遊べます
ゲームの目的は、勝利点 10点分をいち早く集めることです
勝利点は次の3つにより得られます
勝利点1: 開拓地コマ、都市コマ
左から、街道、開拓地、都市です
(開拓地や都市は以降「建物」)
建物をメインボード上に置けば、開拓地1個1点、都市1個2点になります
ご覧の通り、建物は地形タイルの角に置き、街道は辺に置きます
勝利点2: 発展カード
このような色々な効果を起こしてくれる発展カードがありまして、
このカードは持っているだけでその点数を得ています
勝利点3: 最長街道・最大騎士のボーナスタイル
そのカードを使った時には捨札にはせずに手元に並べておくのですが、その枚数が3枚以上で単独1位のプレイヤーは、
各ボーナスタイルは、他のプレイヤーに最長・最大記録を塗り替えられてしまった場合には、そのプレイヤーへボーナスタイルが渡ってしまいます
勝利点は以上です
勝利点が10点以上ある状態で、自分の手番中に勝利宣言すれば、そのプレイヤーが勝者となってゲーム終了です
ゲームの流れについて
ゲーム終了するまで手番が巡り続けます
手番では、次の2つのフェイズを順に行って手番終了となります
フェイズ1: ダイスを降って資源カードを得る
ころりん
出目の合計値と一致する、メインボード上の数字トークンを探し、そのトークンの地形タイルから資源が発生します
森林からは木材が取れ、山地から鉱石が取れ、といった具合で、地形によって発生する資源が異なります
写真では、ダイスの合計値が5で、「5」のトークンがある森林と山地から資源が発生します
その地形タイルに接している建物を建てているプレイヤー全員が資源を貰えます
写真では、ダイス合計値が「5」だったとすると、
森林には白・オレンジ、青プレイヤーが建てているので全員木材を貰い、
山地には青プレイヤーだけが建てているので青1人だけが鉱石を貰えます
まず、全員の手札枚数をチェックし、8枚以上のプレイヤーは半分を捨て札にしなければなりません
そして移動後の地形タイルに接する建物を建てているプレイヤー1人から、ババ抜きの要領で相手の手札を1枚奪います
以降、盗賊コマがいる地形タイルからは、資源は一切発生しなくなってしまいます
フェイズ2: 次の5つのアクションを好きなだけ行う
アクション1: 街道・開拓地を作る
アクション2: 開拓地を都市へグレードアップさせる
都市は勝利点が上がる他にも、資源が貰える時に枚数がアップします
アクション3: 発展カードを得る
資源でコストを支払い、発展カード1枚を山札から引いて手札にします
アクション4: 発展カードを使う
※ このアクションに限っては、1手番に1回しか出来ません
そして移動後の地形タイルに接する建物を襲わせ(ぇ)、建てているプレイヤー1人から、資源カード1枚を奪います
「これこそが、カタンでの騎士道精神」
他のカードの効果としては、
- 街道を2つ、コスト無しで作れる
- 任意の資源2つを獲得する
などがあります
アクション5: 資源カードの交換
他プレイヤーと資源カードの交換を行うことが出来ます
例えば、「~持っている人、~と交換してくれませんか?」という感じで
レートは「1:1」でなくともよく、「2:1」や「3:1」でも両者が同意すればOKです
他プレイヤーとではなく、サプライと交換しても良いですが「4:1」とレートが悪いです
但し、このような港に建物を建てていれば、「3:1」や「2:1」で交換できるようになります
アクションは以上です
上記アクションを好きなだけ行い、気が済んだら手番終了を宣言して手番を終えます
手番を続け、誰かが勝利点10点以上ある状態で勝利宣言したら、そのプレイヤーが勝者となってゲーム終了となります
ルールはこんなところでしょうか
- マップ上での攻防
地形タイルの角や辺はコマ1個分しか置けない為に早い者勝ちであり、熾烈な争奪戦となる
また、「こっちに街道を伸ばしていけばAさんには敵対行動となるがBさんには半同盟関係になる」など全員が敵となる訳でもないので、誰と組むべきか考えたり
その相関図によっては、資源カードの交換レート(交渉)にも関わってくる
- ドイツゲーム の金字塔
- 世界大会もあり、世界中の人々に遊ばれている
- 赤ポーン も受賞しており初級者も楽しめるが、完全初心者へはルール量が多いためおすすめ出来ない