ボードゲーム「ダンジョンヒーローマネージャー/Dungeon Heroes Manager」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当作品の画像の著作権は、
Andrea Chiarvesio氏、Pierluca Zizzi氏、Giochi Uniti社、Arclight社に帰属します”
邦題 | ダンジョンヒーローマネージャー |
洋題 | Dungeon Heroes Manager |
作者 | ・Andrea Chiarvesio ・Pierluca Zizzi |
作者の作品 | 【Andrea Chiarvesio】 ・ダンジョンヒーローマネージャー (2016・Pierluca Zizzi共作) ・シニョーリエ (2015・Pierluca Zizzi共作) ・ヒュペルボレア (2014・Pierluca Zizzi共作) ・キングスポートフェスティバル (2014・Gianluca Santopietro共作) ・キングスブルグ、キングスバーグ (2007・Luca Iennaco共作) など 【Pierluca Zizzi】 ・ダンジョンヒーローマネージャー (2016・Andrea Chiarvesio共作) ・シニョーリエ (2015・Andrea Chiarvesio共作) ・ヒュペルボレア (2014・Andrea Chiarvesio共作) ・アスガルド (2012) など |
国内取扱メーカー | アークライト |
発売年 | ・原作 2016 ・日本語版 2017 |
定価 | 6264 |
プレイ人数 | 2 – 6 |
BGG ベスト人数 | - (推奨: – ) |
プレイ時間 | 60 – 90 |
対象年齢 | 10 以上 |
BGG プレイ感 | – / 5 |
BGG 評価 | – / 10 |
BGG 全体ランキング | – / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | – |
BGG カテゴリー | 冒険、ファンタジー |
BGG メカニズム | – |
その他要素 | – |
※上記データは 2017/07 時点 最新BGGへ
私達は、ダンジョンにヒーロー(冒険者)を送り込むマネージャー側となり、ゲーム終了までにより多くのお金を稼ぐのが目標です
ヒーローを酒場で雇い、街の建物効果でヒーローの装備を買ってあげたり盗んできてあげたり、ヒーロー自信を鍛えてあげたり・・・
そして自慢のヒーロー達をダンジョンに送り込み、財宝を取って来て貰います
その財宝は全て雇い主であるマネージャー(プレイヤー)が受け取るのですが、ヒーロー達へお給金を支払わねばなりません
ですので、出来るだけヒーローにはダンジョン内で死んで貰って頭数を減らし、お給金が減るように上手くマネージメントするのがコツです
しかし、ヒーローが全滅してしまうと支払うお給金は0ですが、財宝も0になってしまうのでご注意を!
というようなテーマ&ゲームシステムです
「ダンジョンロード」のようなちょっとおバカなノリの作品で、説明書もノリノリで読んでてクスッとします
ゲームの流れ
ラウンド制で、プレイ人数による規定ラウンド数を行ったらゲーム終了となります
1ラウンド分は、次の3つのフェイズを順に行ってラウンド終了です
フェイズ1: 酒場にてヒーロー雇用
宿屋によってはヒーローが2人いたり3人いたり、また特殊効果がある宿屋も存在します
各プレイヤーは、このような担当色のダイス1個と ミープル 1個を持っています
ただ、この担当色のダイスは降る事はありません
どうするかと言いますと、
全員一斉に担当色ダイスの出目を、(各宿屋には1~6の番号が割り振られているので)自分が訪問したい宿屋の番号にこそっと変えます
こそっ
他プレイヤーとバッティングしていないプレイヤーは、その宿屋の左隣に示された雇用コスト(お金)を支払って、その宿屋にあるヒーローカード全てを獲得して手元に並べます
このプレイヤーは、次のフェイズになるまで一旦ゲームから抜けます
バッティングしてしまったプレイヤーは、担当色ミープルを手元に戻して再度担当色ダイスをこそっと変更するところからやり直します
ただやり直す前に、バッティングしてしまった宿屋は雇用コストが1金上がり、他の宿屋は1金下がります
全員が一切バッティングしなくなるまでやり直しを行い、全員がゲームから抜けたら次のフェイズに移ります
フェイズ2: 街の建物にてダンジョン探索の為の準備を行う
街の各建物では、装備カードを売買したり、ヒーローに窃盗・暗殺を頼んでお金や装備カードを取って来て貰ったり、ヒーローを闘技場に参加させてベテランヒーローにランクアップさせたり出来ます
全員一斉に担当色ダイスの出目を、訪問したい建物の番号にこそっと変え、
バッティングしていなければ、その建物効果を解決してそのプレイヤーは次のフェイズになるまで一旦ゲームから抜けます
もしバッティングした場合なのですが、やり直しではなく、所持金が最も少ないプレイヤーに優先権があります
他プレイヤーは他の建物に移動しなければなりません
フェイズ1同様、全員が一切バッティングしていない配置になったら次のフェイズに移ります
フェイズ3: ダンジョン探索
ダンジョンによって、階層が浅かったり深かったり(=カード枚数が少なかったり多かったり)、報酬が違っていたりします
どのダンジョンを探索するかは、先程のフェイズ2と全く同じです
全員一斉に担当色ダイスの出目を、訪問したいダンジョンの番号にこそっと変えて~、という具合です
探索するダンジョンが決まったら、1人ずつダンジョンカードを1枚めくって、カードに描かれているモンスターと戦ったり、
ヒーローカードには職業が10種類もあり、近接が得意な戦士だったり、遠距離のアーチャーや魔法使い、あと罠解除が得意な盗賊がいたりします
ヒーローカードやダンジョンカード、加えて装備カードの左下には、ダイスの出目による攻撃力や防御力が描かれていますので、
戦闘の処理の時には、ダイスを降って攻撃力や防御力などを算出し(合計攻撃力 ー相手の合計防御力)、相手へ1ダメージでも与えればそのヒーロー及びモンスターは死亡します(罠回避判定はちょっと違うが、まぁダイスを降って判定はします)
どのヒーローも体力は1という事です
ボスモンスターもいるのですが、やはり体力は1です
(防御力が高かったりするのですがね)
戦闘処理でダイスを降った時には、そのダイスをどのヒーローに割り当てるかを選べますので、それによって攻撃力・防御力を上手く調整してヒーローの頭数が減るようにするのが心が腐り切ったゲス敏腕マネージャーというものです
ダンジョンの浅い階層で頭数が減ると深くは潜れなくなってしまいます
ですので理想としてはダンジョン踏破する直前で一気にヒーローを壊滅寸前にしてしまうヒロイックに尊い命が犠牲となるのは悲劇的ですね
あと、沢山装備させているヒーローがもし死亡してしまった場合には、その死体から装備を剥ぎ取って再利用するのも罰当たりなゲス敏腕マネージャーの腕の見せどころです
全員がダンジョンを踏破するなり退却するなりしたら、このフェイズは終了です
以上の3つのフェイズが終了したら1ラウンド分が終了です
次のラウンドの準備をしてラウンドを続け、規定ラウンドまで進んだらゲーム終了となります
所持金がより多いプレイヤーがゲスの極み敏腕マネージャーです
ルールはこんなところでしょうか