フッチカート

ボードゲーム「フッチカート/Futschikato」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当作品の画像の著作権は、
 Friedemann Friese氏、2F-Spiele社、Arclight社に帰属します”

邦題 フッチカート
洋題 ・Futschikato
・Fuji Flush
作者 Friedemann Friese (フリードマン・フリーゼ)
作者の作品 ・フッチカート (2016)
・504 (2015)
・テラ ~私たちの地球 (2014)
・フレッシュフィッシュ新版 (2014 旧版は1997)
・5本のキュウリ (2013)
・大家はつらいよ (2013)
・ラクラク大統領になる方法 (2012)
・ロビンソン漂流記 (2011)
・ファミリア (2010)
・ビール侯爵 (2010)
・ファクトリーマネージャー (2009)
・ファウナ (2008)
・電力会社 (2004)
・思わぬ拾い物 (2002)
など
国内取扱メーカー アークライト
発売年 ・原作 2016
・日本語版 2017
定価 1944
プレイ人数 3 – 8
BGG ベスト人数 6 – 8 (推奨: 4 – 8 )
プレイ時間 15
対象年齢 7 以上
BGG プレイ感 1.13 / 5
BGG 評価 6.6 / 10
BGG 全体ランキング 1989 / 約13000
BGG ジャンルランキング
BGG カテゴリー カードゲーム、数字
BGG メカニズム ハンドマネジメント、Take That
その他要素

※上記データは 2017/07 時点 最新BGGへ

 

 

フッチカードではなく、フッチカートです
濁りません

意味を調べてみると、
futsch という語がイタリア語化された感じになって futschikato となっているそうです
futsch の意味は、失われた、消えうせた、ガラクタの、使い物にならない、壊れている、欠陥だらけの、うまく機能しない、などがあるようです

なるほど、確かにタイトル通りのゲームシステムになっています

 

 

このような数字が書かれたカードのみを使います

 

 

 

 

 

各プレイヤーへカードが何枚か配られ、残りは山札です

手札を失くしていく事が目標です

基本的には数字がより大きいほど強いカードになるのですが、小さい数字でも皆で群れると強くなります、スイミーのように

 

 

ゲーム終了するまで手番が巡り続けます

手番では、手札から1枚を自分の目の前にプレイし、他プレイヤーがプレイしたカードの数字と比べて優劣判定します

一番最初の手番プレイヤーは何も起こりませんね

これで手番終了です

出したカードは依然目の前に置いておきます

 

2人目がカードをプレイしましたら、そのプレイした数字と、他プレイヤーがプレイした数字とを比べます

もし、自分の数字が他プレイヤーの数字以下の場合は、特に何も起こりません

写真の状況だと、私が3で、かばさんが2を出したので何も起こりません

 

例えばゲームが進んで、かばさんが17、くまさんが15、うさぎさんが11の状況の時に、私が8を出しても何も起こりません

 

 

 

 

もし、自分の数字が他プレイヤーの数字を超えている場合は、超えられたプレイヤーは打ち負かされたものとして、打ち負かされたプレイヤーは目の前のカードを捨札にし、続けざまに1枚ドローして手札に加えなければなりません

よって、打ち負かされたプレイヤーは、手札は減っていない事になります

 

例えば先程の写真と同じ状況で、私が16を出すと、

 

 

 

 

 

くまさんと うさぎさん両名とも自分の目の前のカードを捨札にし、1枚ドローして手札へ加えなければなりません

ではどうやって手札を減らすかと言いますと、

 

 

 

自分の手番の開始時に、目の前にカード(一巡前に自分がプレイしたもの)がある場合はそれを捨札にします(ドローはしません)

よって、プレイしたカードが一巡だけ打ち勝ち続ければ手札が減らせる訳です

 

 

 

 

では、群れシステムについて

手番にて他プレイヤーのカードの数字と一致するカードをプレイした場合、一致している全員の数字を合算した数字が、その全員の各々の数字となります

その計算後に通常通りの数字の優劣判定を行います

写真では、私が6、かばさんが4、くまさんが4をプレイした時なのですが、かばさんと くまさんの数字は8になり、私の6は負け、私は6を捨てて1枚ドローしなければなりません

あと、手番開始時に自分の目の前のカードを捨てる時、その数字と一致する他プレイヤー全員も一緒に捨札に出来ます

つまり、群れていれば一巡待たずして目の前のカードが捨てられる可能性がある訳です

群れたもの同士がWin-Winです

先程の例の続きで話しますと、かばさんの手番開始時に かばさんの4のカード(実際の強さは8)が目の前に残っていれば、かばさんと くまさん両名の4のカードが同時に捨札になります
くまさんは自分の手番が来る前に くまさんの4のカードを捨てられた訳です

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

大人数で遊べる 軽量級 の作品ですね