ブラフ

ボードゲームブラフ/Bluff」の紹介で、ルールの概略を説明しています

”当ページは、Richard Borg氏、Ravensburger Spieleverlag GmbH、が権利を所有する著作物を利用しております。
© Richard Borg, © Ravensburger Spieleverlag GmbH

邦題 ブラフ
洋題 (独)Bluff
(英)Liar’s Dice (Call my Bluff)
作者 ・Richard Borg
・その他不定
作者の作品 Richard Borg
・メモワール44シリーズ
ブラフ
など
国内取扱メーカー ・日本語版はアークライト
・海外版はメビウスゲームズ
発売年 ・原作 1800
・日本語版 2017
定価 4536
プレイ人数 2 – 6
BGG ベスト人数 5 – 6 (推奨: 3 – 6 )
プレイ時間 30
対象年齢 12 – 99
BGG プレイ感 1.26 / 5
BGG 評価 6.9 / 10
BGG 全体ランキング 527 / 約13000
BGG ジャンルランキング ファミリー: 111 / 約1500
パーティー: 41 / 約420
BGG カテゴリー ブラフ、ダイス、映画・TV・ラジオテーマ、パーティーゲーム
BGG メカニズム 賭け事、ダイスロール、プライヤー脱落
その他要素
エラッタなど 公式サイトへ

※上記データは 2017/08 時点 最新BGGへ

 

 

初版は なんと驚愕の1800年に制作

たしか、初めはアメリカで作られて、その後 ドイツでも作られて 赤ポーン を受賞した、という流れだったかと思います

 

現代でも 大変面白く遊べる、ブラフ・ダイスゲームの傑作です

 

各プレイヤーはダイスを5個ずつ受け持っています

(写真は間違えて6個ずつ配ってます)

 

 

 

ゲーム中に ダウト したりするのですが、ダウトの成否により、

 

 

 

 

 

自分のダイスを失ったり、

 

 

 

 

 

ダウト先プレイヤーがダイスを失ったりします

 

 

 

 

 

手持ちダイスが失くなったプレイヤーはゲームから脱落していき、

 

 

 

 

 

最後まで生き残ったプレイヤーが勝者です

ただ、そうすると脱落プレイヤーが暇になるので、誰か1人が脱落したらゲーム終了でよいと思います

 

 

 

 

 

 

 

ゲームの流れ

ゲーム終了するまでラウンドを繰り返します

1ラウンド分は、まず全員一斉にダイスを振り、そして誰かがダウトをするまで手番が巡り続けます

ダウトしたら、その成否判定・解決を行い、次のラウンドをまた始めます

 

各プレイヤーはダイスの他にこのようなカップも持っていて、

 

 

 

 

 

ダイスロールはこのカップに手持ちダイスを全部入れ、

 

 

 

 

 

手で蓋をしてシャカシャカします

結構やかましいので周囲の卓に配慮しましょう

 

 

 

 

そしてカップを目の前に伏せます(ちんちろ みたいな感じに)

タンッ

 

 

 

 

こそっと中の出目を見ます

こそっ

 

 

 

 

 

 

ここまでは全員一斉にやり、ここから手番がまわっていきます

手番では、ビットかダウトのどちらかを実行します

 

ビット

このような共有ボードがありまして、

 

 

 

 

 

外周のマスがオーバルトラックのようになっています

 

 

 

 

 

この共有で使う赤ダイス1個が トラックを時計回りに進んでいくことになるのですが、

 

 

 

 

最初は赤ダイスは盤外に置かれています

 

 

 

 

 

この赤ダイスと各自のオレンジダイスの出目は、「1・2・3・4・5・★」になっています

星はワイルドで、1~5になります

 

 

 

トラックの大前提ルールとして、空白マス(黄色マス)は出目1~5しか置けず、

 

 

 

 

星マス(赤色マス)は星の出目しか置けません

それで、どうやってビットするかといいますと、出目を1つ宣言し、その出目が全員(のオレンジダイス)で何個出ているかを(頭の中で)予想し、その予想の数以下の数字を宣言します

例えば、「3が4個」や「5が2個」や「星が3個」などと宣言します

例えば「3が4個」の場合は、そのプレイヤーは「出目3が全員合わせて4個以上はある」と思っている訳です

 

宣言と同時に、赤ダイスをその宣言に一致するようにマスに置きます

各マスの隣には数字が「1・2・3・4……」と昇順に描かれていて、この数字と宣言した個数が一致するマスに置きます

そして、宣言した出目が上になるようにします

写真では、「3が4個」として置いています

スタピ の最初の1手は好きなように宣言が出来るのですが、次手番以降がビットする時は前プレイヤーよりもビットを上げなければなりません

具体的には次の2択です

1.出目だけを上げて、個数はそのまま

写真は、変更前が「3が4個」だったとして、それを「5が4個」に変えたところ

 

 

 

2.出目は好きに変えて、個数は上げる

写真は、変更前が「3が4個」だったとして、それを「2が6個」に変えたところ

これにより、ビット宣言が徐々に苦しくなってきます

 

 

 

ダウト

直前プレイヤーが宣言したビットが不正解だと思った場合には「ダウト」と宣言します

答え合わせのため全員カップを開けます

 

 

 

 

 

分かり易いように該当する出目のダイスを各自少し前に出すとよいでしょう

写真では、出された3の出目の総個数は6個(★2つを含む)です

もし、直前プレイヤーが「3が4個」とビット宣言していたとすれば、ビット宣言は正解なのでダウトは失敗です

もし「3が7個」のビット宣言だったとすれば、不正解なのでダウト成功です

ダウト成功なら直前プレイヤーがペナルティを受け、ダウト失敗なら手番プレイヤーが受けます

 

ペナルティは、ビット宣言の個数と、答えの個数との差分の手持ちダイスを失います

 

 

 

 

 

 

手番では以上のビットかダウトを行って、誰かがダウトをするまで手番を続け、ダウトを解決したら1ラウンド分が終了です

 

赤ダイスを盤外に戻し、全員手持ちダイスをカップに入れてシャカシャカするところから行ってラウンドを続けます

 

 

 

 

手持ちダイスが失くなったプレイヤーは脱落していき、最後の1人になったらゲーム終了です

 

 

 

 

 

ルールはこんなところでしょうか

 

ビットをし始めていく前に、適宜 期待値を周知した方がよいと思います

星のワイルドの出目がある為、各数字の出目の期待値は3分の1個となります

星の出目の期待値は6分の1個ですね

ですので例えば、全員の手持ちダイスの総個数が15個だった場合、
各数字の出目の期待値は「総個数15 ÷ 3」で5個で、
星の出目は「総個数15 ÷ 6」で2.5個となります