ボードゲーム「ジャアク教授と時限要塞/Professor Evil and The Citadel of Time」の紹介で、ルールの概略を説明しています
”当ページは、Matthew Dunstan氏、Brett J. Gilbert氏、Funforge社、Arclight社、が権利を所有する著作物を利用しております。
© Matthew Dunstan, © Brett J. Gilbert, © Funforge, © Arclight”
邦題 | ジャアク教授と時限要塞 |
洋題 | Professor Evil and The Citadel of Time |
作者 | ・Matthew Dunstan ・Brett J. Gilbert |
作者の作品 | 【Matthew Dunstan】 ・フェアリータイル(2018・共作) ・レイド(2018・共作) ・ジャアク教授と時限要塞(2017・共作) ・ピラミッドのつくりかた(2017・共作) ・コスタリカ(2016・共作) ・エリジウム(2015・共作) ・エンパイアエンジン(2013・共作) ・レリックランナー(2013) など 【Brett J. Gilbert】 ・フェアリータイル(2018・共作) ・レイド(2018・共作) ・ジャアク教授と時限要塞(2017・共作) ・ピラミッドのつくりかた(2017・共作) ・コスタリカ(2016・共作) ・エリジウム(2015・共作) ・カーニッケル(2013) ・ディヴィナーレ(2012) など |
国内取扱メーカー | アークライト |
発売年 | ・原作 2017 ・日本語版 2018 |
定価 | 5184 |
プレイ人数 | 2 – 4 |
BGG ベスト人数 | 4 |
プレイ時間 | 30 – 45 |
対象年齢 | 8 以上 |
BGG プレイ感 | 2.00 / 5 |
BGG 評価 | 6.7 / 10 |
BGG 全体ランキング | 2553 / 約13000 |
BGG ジャンルランキング | – |
BGG カテゴリー | スパイ |
BGG メカニズム | アクションポイント制、エリア移動、協力プレイ、ダイスロール、キャラクター別特殊能力 |
エラッタなど | 公式サイトへ |
※上記データは 2018/12 時点 BGGへ
パッケージが格好良くて、「タイムストーリーズ」を彷彿とさせますね
協力ゲームという点では同じですが、ルールは全然違います
ジャアク教授という怪盗の自宅に忍び込み、盗まれた宝物を 皆で協力して奪い返そう、という設定です
こちらがメインボードで、ジャアク教授邸です
部屋が沢山ありますね
その部屋に、
このような宝物タイルが、
ランダムな部屋にいくつか置かれています
このような罠タイルがありまして、
(片面がON、反対面がOFFになっている)
罠タイルは各部屋へ置かれています
宝物タイルには、その宝物を守っている罠の種類(色)が描かれていまして、邸宅内にあるその色の罠タイル全てをOFFの面にしないと、その宝物を獲得する事が出来ません
例えば、宝物タイルに赤と青の罠アイコンが描かれていれば、全ての赤・青の罠タイルをOFFにしないと、その宝物タイルを獲得する事が出来ません
また、各宝物タイルには数字も書かれていて、これは制限時間を示しています
例えば、40と書かれていれば、ゲーム内時間で40分後までにその宝物タイルを獲得できないと、ジャアク教授が宝物を金庫へしまってしまい、獲得失敗となります
ゲーム内時間は、メインボード中央の時計で示されます
短針はなく、長針しかありません
黒のマーカーが置いてある所(写真では12の位置)を、長針が指している所とみなします
ゲームの勝利条件は、宝物タイルを4つ獲得する事です
逆に敗北条件は、ジャアク教授に宝物タイルを4つ金庫にしまわれてしまう事です(=制限時間を過ぎて獲得失敗となってしまった宝物が計4つになった)
ゲームの流れ
ゲーム終了となるまで手番が巡り続けます
手番では、次の3つのステップを順に実行して手番終了となります
ステップ1: 自分専用の山札から2枚めくる
ゲーム開始前には、各プレイヤーは操作キャラクター5人の中から一人分を担当し、
キャラクター毎に内容が異なる、このような特殊効果が書かれたカードも受け取って、
自分専用の山札として手元へ置いておきます
このステップ1では、その山札から2枚めくって並べます
ひとまず並べるだけにしておき、カード効果は後で解決します
ステップ2: アクション
先程めくった2枚のカードの内、1枚だけ使ってカード効果を発動させられます
残りもう1枚の方は使えません
このステップが終わったら、2枚とも自分専用の捨札にします
このステップ2では、他にも次のような基本アクション4つを計3回まで実行する事が出来ます
因みに、上記の特殊効果カードの使用は、基本アクションの前でも後でも間でも、好きな時に使用できます
基本アクション1: 移動
自分の駒を、隣の部屋へ移動できます
基本アクション2: 施錠されたドアを開ける
このような黒の棒駒が置いてあるドアは施錠されていて通る事が出来ませんので、
この基本アクションにて、自駒がいる部屋の黒の棒駒を取り除く事が出来ます
基本アクション3: 罠タイルをOFF面にする
自駒がいる部屋の罠タイルをOFF面に出来ます
基本アクション4: 宝物タイルを獲得する
自駒がいる部屋の宝物タイルを獲得します
但し、先述したように その宝物タイルに描かれている色の罠タイル全てをOFF面にしている必要があります
(宝物タイルは、獲得後に特に邸宅外へ持ち出す必要などなく、すぐさま全員の共有物として確保されます)
基本アクションは以上です
このステップ2では、基本アクションを3回行い、特殊効果カードを1枚使ったら、次のステップへ進みます
ステップ3: ジャアク教授の行動
このようなダイスを3個振り、出目によってジャアク教授の行動を解決します
ジャアク教授が部屋を移動したり、時には瞬間移動もしたり、
ゲーム内時間が進んだり、宝物の制限時間を早めたりしてきます
ジャアク教授が移動などで部屋に入る度に、
その部屋の罠タイルを自動でONにし、
通過したドアは全て施錠し、
プレイヤー駒があれば邸宅外へ追い出します(教授に見つかりそうなので外へ逃げたという設定)
あと、教授はマスターキーを持っているので、移動時には鍵が掛かったドアでも無視して通過してきます
凶悪!
以上の3つのステップを順に実行したら、手番終了となります
手番を続け、宝物を4つ獲得できたら勝利で、獲得失敗が計4つになったら敗北です
あ、あとゲーム内時間が進むと、キャラクターの特殊能力が使えるようになったりもします
ルールはこんなところでしょうか
ジャアク教授が毎手番行動して、罠ONと施錠をし尽くすので、クリアはかなり厳しそうな印象を受けました
が、キャラクターの特殊能力や特殊効果カードの内容を見てみると、ズル過ぎるチート級の異能力者ばかりだったので、なんとかなりそうです
というより、逆にジャアク教授がちょっと不憫に思えてきました笑